2019年10月10日木曜日

【ら~めん】本家第一旭@京都

「そうだ、京都でらーめん食べよう」

と思い立ちわざわざ行ったわけではなくて、若干「通りすがり」な感じもありますが、京都駅からほど近い「本家第一旭 たかばし本店」に念願の初訪であります。

日曜日の12:30を少し回ったところ。手前の新福菜館本店には列がなかったので一瞬ためらいましたが、ここは初志貫徹。予想よりも短い外待ち8番目に接続です。この直後に道すがらで追い抜いてきた若者が大量にやってきて後ろに15人ほど接続しましたから、ラッキーというか、歩くの早くてよかったというか(^^;

店外設置の冷風機の風を浴びつつ、回覧されてきたメニューを見る。写真どーんでイチオシと思われるのは「特製ラーメン」(900円也)。せっかくですし、これにしましょう。

20分ほど待ったかな。店内カウンターに通される。テーブル席には相席をさせていないようなので、店内はゆったり。「町中華」の雰囲気もあるし、少し古びた感じもいいじゃないですか。ビール飲んでる人も多い。

「いらっしゃいませー」「おおきにー」と、フロアスタッフさんの挨拶も気持ちいい。見てると、そのフロアの人のエプロンが「レジスター」になってるんだと気づく。そんなのもちょっと懐かしくていいな。

麺茹での人、チャーシューを刻む人、持ち帰りラーメンを準備する人・・・厨房の中の人を眺めつつ待ってると、ようやく特製ラーメンが。

麺が見えないほど乗せられた小ぶりの薄切りのチャーシュー(確か8枚!これぞ京都!)、その上にたっぷりの九条ネギ(ネギ多めってオーダーもできるみたいだ)。
これよ、これこれ!!いただきまーす!

濃い茶色というイメージに反して、さっぱりで少し甘めのスープ。ぐいぐい飲める。
そのスープに絡みつく細麺。やや柔らかめでちゅるんとのど越しまで楽しい。
その麺にまとわりつく九条ネギ。香りと食感とさわやかさを運ぶ。
薄いくせに噛み応えとしっかりした味わい、そして薄いからこそ麺と一緒に口に運べるチャーシュー。

言葉にするとたったそれだけのことだけど、最高のバランスではないかと思うのですよ。
高級じゃないけど、日常のスタンダード。マスターピース。

スープの一滴、ネギのひとつまでいただきました。ごちそうさまでした。
お腹いっぱーい。
あ。ちなみに「特製」って要は大盛ってことです。つまり大盛チャーシューですね(^^;
京都のらーめんの場合、チャーシュー追加は必須でしょ(←マイデフォルト)。

軽々しく「また来ます」とは言えませんが、また来たい、です。

JR京都駅、中央口を出たとこの塩小路通を右(東)へ。2つめの「河原町塩小路」の信号を右折すぐ。新福菜館本店の隣。徒歩5分弱。

0 件のコメント: