2018年4月9日月曜日

ハリホリさん解任会見とそれに対して。

サッカーファンにとって、ワールドカップわずか2ヶ月前に“なんて日だ!”というのが、本日正式にアナウンスされた代表監督解任のニュース。
僕が経験した代表監督のホントの意味での解任交代というのは、加茂さん→岡田さんだけですかね。オシムさんは体調問題だったし、アギーレさんはアレだったし。

それにしても2ヶ月ですよ、本番まで。もう代表選手発表も近いし、その前には試合のひとつもないわけで。はっきり言って「なんで今?」なわけですわ。
ならばそれなりに理由があろうということで、JFA会長の会見を確認してみるわけですが・・・ま、結論から言うと何言ってんねんおまえ、以外の感想はなく。
少しばかり文句言いましょうかね。

『マリ戦とウクライナ戦が』

あれ、親善試合っすよ。つまり練習試合。目的としては、ハリホリさんがやりたいことを実践できるかどうか、そのための最終選考だと思ってたけど?
んな試合の結果を最重要視すんなや。
東アジアカップ?あれこそただの選手選考会でしょうに。

逆に、結果を出さなければならない公式戦、つまり最終予選において、その最大のライバルであるオーストラリアとの大一番。最大限のスカウティングをもって完勝したことを忘れてませんかね。波に乗り切れなかった最終予選で、最後には1試合の余裕をもって1位通過。その後テストを繰り返しているだけだと思うんですけど。

しかもハリホリさん、アギーレさんの後を継いでここまでやってきたのに。
彼の戦術・戦略をきちんと評価できるサッカー人は協会にはおらんかったのか、と。

『選手とのコミュニケーションが』

選手の心が離れた?
じゃあその選手呼ばなきゃいいじゃん。そのぐらいの選手層はあると思いますが、監督層(そんな言葉ないけど)は確実にもっと薄いって(^^;
食らいついてでも代表になりたい選手はいっぱいいるよ。そういう選手を応援したいのよ。

つーかですね。何か特定の選手を守らなきゃならないオトナの事情でもおありでしたか?

たとえばマスコミの反ハリルホジッチ大キャンペーン。視聴率もスポンサーもその影響が確実にあるわけですよね。
まさかまさかですけども。スポンサー様が特定の選手を使わないことにちょっとなんとかならんかといったらなんとかしましょうと安請け合いして現場に口出しして監督に拒絶されたから間に入った人たちが怒り新党だったとか?そういううがった見方しちゃいますよ。
そんな口車に乗ってしまうJFAとは一体。なんか悪いやつが中にいるような気がするなぁ。

ええ、根も葉もない想像ですけどねー。
中村修三さんが浦和に戻ってきちゃったのがよくなかったのかなぁ・・・。

『選手自身が考えるサッカーを目指したい』

それができないってハリホリさんいつも言ってましたけどね(大笑)。
監督代えただけでできるようになるって思うなんて、そりゃもうお花畑です。

それでも新監督はそれができると思ってるわけだ。
そうして呼んできたのが、というか呼んできたんじゃなくて協会スタッフから横滑りしてきたのが西野さんですよ。
はっきり言うけど、マイアミの奇跡とかぜっっっったいに起こらないからねっ!

にしのんか・・・神戸とか名古屋とか、クラブチームですら立て直し失敗してますからねぇ。
そのにしのんがこの短期間で何ができるっての。具体的に説明してくれよ。ぷんぷん。

萎えました。醒めました。

もちろん本大会がやってくれば日本代表を応援します。全力でね。ただ醒めたことも間違いない。
だって、このプロセスががっかりすぎる。

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