今回今さらながらに見てみた映画は「88ミニッツ」です。タイトル類似の「ミッション:8ミニッツ」的なものを期待して見てみたというのがホントのところ。
連続殺人事件の公判で容疑者に対して厳しい証言を行い、極刑へと導いたFBIの分析医。だがその刑の執行直前になり、分析医の知人が同じ手口の事件の被害者になってしまい、さらに彼のもとに「お前は88分後に死ぬ」という謎の電話がかかってくる。
あの証言は間違いだったのか。あるいは別の何かがあるのか。
電話はいったい誰が。目的は復讐なのか。被疑者は刑務所の中じゃないのか。
っていうサスペンスです。分析医かつ大学教授役をアル・パチーノが演じます。
・・・んー。
謎っぽさを強くしようとしたのか、人物が多すぎて散漫。舞台が大学の中ということもあるんだけどさ、誰が誰やら。そこまで複雑にする理由はまったくなかったと思うんだが。
学生が「老けてる」んで、職員と学生の区別がつかないのが困ったもんだ(笑)。
おまけに主人公が優秀な人という設定なのに、88分間という混乱の中では何ひとつ正しいこと言ってないという事実。ほぼすべて「結果オーライ」。これじゃなかなか思い入れが持てないってもんだ。
だもんだから、見終わってしばらくしてから「なんだそりゃ」と言いたくなったりしましたよ。クルマがバーンってシーン(ネタバレ)は犯人側の論理も破綻してますからねぇ。
決してアル・パチーノのせいじゃないと思うんだけどね。ちゃんちゃん(^^;
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