日本時間午前2時。眠い以外の意識がほとんどなかったんだけど、一瞬にして目が覚めた。
グループリーグのときよりもさらに立ち上がりからの圧力を強めてきたオーストラリア。なんとかボールを奪えても、そこからつないだり展開することができずに連続的に攻撃を受け続ける。決定的なシュートが枠をとらえる。が、そこに山下!
PKストップは少々自作自演だったけど(笑)、それでも素晴らしいシュートストップを連発したことには変わりはない。こちらの眠気も吹き飛ばすビッグプレー。
すべてのリズムは守備から。徐々に展開を押し戻し、岩渕の足元に入れば必ず「形」ができ、決定機も作れるようになった。
「風下の前半を乗り切れば、必ず後半にチャンスが来る」そう思いながら応援を続ける。
まさしくそのとおりの展開。ただし、後半もあそこまでタコ殴りに合うとは(苦笑)。
それでもゴールは割らせない。これがなでしこの守備。なでしこの粘り強さ。
AFC Women's Asian Cup Final
JPN 1-0 AUS
横山の得点シーンは、オーストラリアがエアポケットに入ったかのようで――長谷川のトラップと、横山のポジション取りが見事だった。
狙いどおりの、すばらしい時間帯の先制点。そしてやってきた“ラスト5分間”。グループリーグでボール回しに終始して浪費した5分間の決着をつける、そういう5分間だった。
ラストプレーのロングボール、裏を取られたかと思ったその瞬間にも、最後まで山下が集中してた。
アジアチャンピオン! pic.twitter.com/fV9DA9z7ne
— 144factory (@144factory) 2018年4月20日
すばらしい勝利でした。そして心を揺さぶる、「なでしこJAPANのサッカー」が見られたことも何よりうれしい。
それでも世界に出ていくにはまだ足りないところがいっぱいあるはず。高倉さんも、熊谷キャプテンもそれはしっかりわかってるから、ワールドカップではきっとまたすてきな花を咲かせてくれると思う。
まずはお疲れ様でした。おめでとう。
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