今回今さらながらに見てみた映画は「追憶」です。2017年公開の邦画です。
「岡田、やばいな。」主演の岡田准一に対する第一印象だ。
彼に“日本を代表する”という枕詞が付くようになってからは全然出演作品見てなかった気がする。たぶん最後は「SP」だわ。
良く言えば重厚。常に眉間に皺を寄せて、睨みつけ、見てるこちら側に圧力を届けてくる。
岡田くんの胸板な厚さのせいもあるかもな(笑)。対比するように小栗旬の演技が抑え気味なのがわりとよかったかも。
それしか印象に残ってない(嘘)。
ある共通の秘密を抱えた幼なじみの3人組が、意外な形で再会を果たす。
ひとりが遺体で発見され、ひとりが担当の刑事。そしてもうひとりが容疑者。
富山の海。それを映し出すおそらく計算された映像の“色”。
過去、そして今のそれぞれの境遇。
登場人物たちの重く苦しい表情。
もうね、とにかくつらい苦しいつらい苦しいのオンパレード。
だからこそ、ちょっと意外なラストで救われたな、という気分にはなった。
一方でそのラストには「ええええっ?」という感想も半分ありつつ。
でも・・・物語の大前提となるべきそれぞれの幼少期の描かれ方が淡白だったので、それぞれの「大人」にどうも心が寄せられず。
面白かったという面と、なんだかなぁな面が共存する、僕にとっては不思議な一本でした。
あ、珍しく長澤まさみがエロくなかった。残念(笑)。
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