2023年8月28日月曜日

沈黙のパレード。

今回今さらながらに見てみた映画は「沈黙のパレード」です。
「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」以来、久しぶりの福山ガリレオシリーズの第3弾。

東野圭吾の作品は別に読んでないわけではないのだけれど、ガリレオシリーズはまったく手付かずの未読です。まあ東野作品はとにかく数が多いからそこまでのファンとは言えないワタシには追いきれませーん(^^;


内容についてはあまり書かないほうがいいと思うんですが、雑に言うと「この事件は、罪に問われなかった加害者に対する復讐なのか、だとすれば誰が?」。実におもしろい(^^;

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あまりに久々すぎてガリレオシリーズのテイストを忘れかけてるせいもあるのかもしれないけど、とにかく物語の底に流れている手触りのようなものが、同じ東野作品原作の加賀恭一郎シリーズ(の映画)に感じられてしかたがなかったのですよ。

加賀恭一郎シリーズでは、特に「祈りの幕が下りる時」において、濃く登場人物の“やさしい嘘”が描かれたが、この作品ではすごく似通った形の“やさしい沈黙”が描かれたから。

ということを思ったがゆえに、ミステリーとしてはなんとなく大枠の部分をあっさりと想像できてしまったし(まあそこまではあえてわからせるような演出だったのだと思うけども)、さらにその先のラストのラスト(意味深)まで想像できちゃったのは、原作知りながら映画を見てたような感じだったな。
つまり、あまり「驚けなかった」ってことで。なんかごめんなさい。

余談ですが、椎名桔平と檀れいはなんだか本当の夫婦に見えたなぁ。
そして役者・ずん飯尾、最高であります。

・・・そして私。スター福山のあの独特のしゃべり方が少しばかり鼻につくようになってきてる(失礼)。


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