サッカー女子ワールドカップAU/NZ。
QFでなでしこジャパンが敗退してからも試合は見続けていました。全試合とは言いませんが。
決勝でスペインがイングランドを破って優勝。
ということは、そのスペインを4-0で圧倒したチームが一番強かったのでは??
これはなでしこ実質世界一なのでは。#FIFAWWC
— 144factory [kaz144] (@144factory) August 20, 2023
もちろんジョークだよ。
優勝したチームが強いんです。それはもう間違いなく。スペイン、おめでとうございます。
特にベスト8に残ったチームはそれぞれに強くて、「どこが勝っても」という緊迫した試合が続きました。いち観戦者としてはすごくおもしろかったです。
正しい立ち位置で正しくボールを動かして前進していく、みたいなポジショナルプレーの概念や基本みたいなもんはもうどのチームも間違いなく身に着けていて(だから「なでしこの強みはパス回しです」みたいな前時代的なことを言ってる解説者がいたら信用しないほうがいい)、その上に各チームの「色」が付いている。
とにかく全体のレベルは高くなったし、だから試合がおもしろかったんだと思う。
たとえば日本なら5-4のブロックを基本とした守備陣形、選手同士の距離感を常にコントロールしながら入ってくるボールを許さず、奪いきったらボールを捌くあるいは相手の守備陣形が整わないうちに縦を突くことのできる中盤2枚を経由して攻撃に素早く移行する、という「色」を持っていた。宮澤選手、ゴールデンブーツおめでとう。
最前線にフィジカルのある選手を置いてそこをターゲットにし、セカンドボールを狙おうとする色。
とにかく走力のある選手にポケットを狙わせようという色。
短いパスの出し入れで相手の守備陣形を揺さぶりながら、斜めのランニングでラインブレイクを狙おうという色。
それぞれ鮮やかな色だった。もちろん、なでしこの花の色も。まさに百花繚乱。
女子サッカーは新しい時代に入った、そんな気がしています。
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