今回今さらながらに見てみた映画は「かがみの孤城」です。
原作小説、読もうかどうしようか迷ってるうちに、今日この日を迎えてしまった感じです(^^;
鏡の向こうの城に集められた中学生7人。この城にはなんでも願いがかなう「鍵」が隠されている。それを探せ。期限は約1年後の3月末まで。ただしこの城にいられるのは朝9時から夕方5時の間だけで・・・・。
いわゆる思春期の感情の揺れ。
その周囲で無慈悲に起こるいじめという名の暴力。
ファンタジーならではの世界観。
ゲームのような条件設定とその回収。
「さすが辻村さん」とうなるばかりでした。
わりと早いタイミングで「あれがこうでこれがあれか」みたいな部分はわかっちゃったけど(アニメだと映像あるから伏線の張るのって難しいよね)、それで魅力が落ちるわけではまったくなかった。
自分自身にはもうあまり残ってはいないはずの「あのころのこころ」が、思いっきり揺さぶられた気がしました。
絵柄が自分にとって妙な違和感がなかったのがよかったな。「こころ」ちゃんの走るシーンの美しかったこと!あれはモーションキャプチャーとか使ってるんかな?
表現が正しいかどうか自信がないですが、「気持ちのいい」一本でした。
やっぱ原作、読まないとな。
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