職場の近くの大型書店――というほど大きくないか――が改装した。
以前「本屋のこと」というタイトルで『出版社に関係なく著者名順で文庫本を並べ始めた』と書いたとこだ。
新しく文房具コーナーができた。実用文具というよりはオサレ文具。「シロクマ」さんもいるじゃないか。無駄遣いしそうだ(^^;
そのあおりで本の売り場面積が小さくなってるはずなんだけど、あまり気にならない。むしろレイアウトが整理されて見やすくなったかも。
実は特定のジャンルがごっそりなくなってたりするのかな?
個人的にはいつも行く文庫コーナーが気になる。配置が変わったことによって、当然プッシュされる本(たとえば平置きにされる本)は変わってくるはず。「僕の好み」に近づいてほしいなぁ。楽しみである。
で、最近は穂村弘の著作(エッセイばかりだが)にどっぷりとはまっている。「絶叫委員会」を読んでからもう止まらない。
ケラケラニヤニヤおもしろがったりうなずいたり。でもそれだけじゃない。
ときおり僕が感じる「自分が社会とズレてる」感とそれがもたらす深い靄のようなもの。
そうした自分の心の中を、抉られる恐怖感というか、文字で視覚的に見せられたようなそんな感覚がある。なんだろ、これは。
三浦しをんが解説に書いていた文にそのヒントがあった。簡単に言えば、この人と僕は似てるとこがあるってことだ。特に「変わり者分野」において(笑)。
その部分の解説を引用しようかと思ったんだけど、書いてみたらものすごく恥ずかしくなったのでやめた。
かくして、かように一人の著者を追っかけるときは、この本屋は本当に便利だ。
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