今回の今さらながらに見てみた映画は「外事警察 その男に騙されるな」です。
TVドラマ、おもしろかったんだよー。映像の作りとかとにかく “映画っぽく” てクールだった。渡部篤郎もこれ以上ないぐらいのハマリ役だったし。ちなみに、尾野真千子という女優さんを知ったのはこのドラマ。
だからその続編が映画になっても素直に見ることができた。もともと大きな闇を扱うストーリーだから、震災、北、核とスケールそのものが大きな舞台設定になったところでそう驚くこともなく、印象としてはスムーズ。
細かいストーリーについてはちょっと書くわけにはいかないけど、うん、まあ楽しめました。ええーそりゃないわ、と思うシーンも多々ありますが。
ただ、渡部篤郎演じる住本の「クソ野郎っぷり」は、ドラマのほうが際立ってたかと――ドラマではその心理描写の部分が最もスリリングに描かれていたけども、映画では「ヒーロー」。
映画単体でも十分楽しめるとは思うけど、その意味ではドラマ版の事前知識があったほうがよりいいかも。難しいな。
逆に言えば、あの高いレベルのドラマを地上波で流したことに改めて驚きを禁じえない、ということでもあったりするわけで。
ちなみに・・・その男には騙されませんでしたよ、私は。えっへん。
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