2023年7月31日月曜日

見てないけど。

見てないけど、これが太さんのやりたかった形。

FIFA Women's World Cup 2023 AU/NZ GroupC #3 JPN 4-0 ESP

攻撃的な3バックとか言いながらも、明らかに強豪相手の5バックを想定した守備陣形(選手構成もそもそも4バック+左ワイド)。 中央3枚はとにかく高さとフィジカル。むしろピンチにもボールに1枚アタックに行ける(後ろがいる)安心感はでかい(南も高橋も石川も「行く」ほうが強い)。

セントラルには、守備時はとにかくスペースを埋めて、攻撃のときは縦へ速いパスを。

シャドーの選手の片方には守備のタスクも担える選手を。
そして最前線には縦のスピードでウラ一発を狙える選手。

強豪相手のディフェンスブロックの基本形は5-4-1。ただ引きすぎるわけではなく、しっかりと前からスペースを埋める守備。
ボール持てるなら3-3-1-3みたいな形に。

見てないけど。

そう考えると先発メンバーも、交代選手へのローテーションも、戦略も、そして結果も、「ねらいどおり」。

ポゼッションが20%台、パス成功数が1/3以下。でもシュート数はさほど変わらず、オンターゲットが5本で4本がネットを揺らす――。

これはつまり、3バックは「自分たちは強くない」という正しい現状認識からスタートしてるからだろうな。その上で世界と伍して戦うには、という積み上げなんだと思う。

さすが俺たちの太(違)。

見てないけど。


4-2-3-1に配置することしか知らない前任者とは大違い(^^;


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