今回今さらながらに見てみた映画はER2こと「エイトレンジャー2」です。ERっつっても救急救命室のことではなくってよ。
前作がそんなにグッと来たわけではないので、「2」に挑む理由もそうあったわけではないんだけど、それでもなんだか見なきゃならないと思ってしまう関ジャニ∞の吸引力(^^;結論から言うと、予想よりもずいぶん楽しんじゃった。てへ。
前作に比べるとコメディ要素よりもよりシリアス要素が増え(もちろん堤監督らしい空気はそのままだけど)、それに伴って中心人物がブラックからレッドへ。
ヒロインのイメージもだいぶ変えてきた。
堕落したヒーローが、再び立ち上がる、というのはある意味ヒーロー物の王道。
王道ゆえに、感情移入はしやすい。そりゃさ、あれだけ与えられてしまったら誰だって堕落するって。いや、僕なんてむしろ堕落したいほうだ。
ふと、「ウルトラマンさえいれば僕たちは必要ない」と言った科学特捜隊のイデ隊員のことを思い出す。
だがしかし。ヒーローは戦うのだ。誰かを守るために。
そして、誰かを守りたいと立ち上がったものは、皆ヒーローだ。
じゃ、行きますか。「せーのっ」
悪役を悪役としてちゃんと描いたのも個人的には好ましかったです。そうしないと話がシンプルにならない。シンプルでなくなれば「ヒーローとは」という主題が不透明になってしまうと思うので。
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