どちらも強豪だと思うけど、実際問題としてディフェンディングチャンピオンのスペインに挑むというのは、ラトビアにとって大きなチャレンジだったんじゃないかと思う。
ディフェンスがお互いかなり厳しくて、なかなかスムーズにオフェンスができず、なんとなくロースコアで展開していく。リバウンドの局面ひとつ取ってみても、「差がない」、そんな感じだった。
それでも地力はスペインだったのかな。3Qで26-18としたところで正直「勝負あり」ではないかと思ったよ。
でも。
もしかしてそう一番思ったのはスペインチームだったのかも。その心の隙(あったかどうかもわからないけどね)をラトビアは突いてきた。
わずか3分ほどの間(たぶん)に一気に逆転。ますます勢いづくラトビア。そしてアリーナに響く「ラト・ビア!!」の声――。なんか昨日も見たような会場のムードが出来上がってた。
スペインの応援の人は確かにいたけれど、声までは聞こえんかったぞ。
逆にスペイン側の気持ちになってみると、ベスト8進出にはまったく不安を感じていないとすれば、「少しテンションを落として、コンディションを整えることを優先」するのはこの試合のタイミングしかなかったのな、などと邪推。
・・・こうして優勝を目指すチームがうらやましい。そしてこんないいカードを会場で見ないなんてなんてもったいない。
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