なぜだか唐突にガッツリとミステリーが読みたくなって、名作と言われる綾辻行人「十角館の▲人」を手に取りました。
「館シリーズ」の1作目にしてデビュー作です。
“嵐の山荘”ならぬ無人の孤島に建つ十角館。そこを訪れる7人の大学生。届けられる犯行予告・・そしてついに第一の犠牲者が!
一方そのころ本土では、「怪文書」によって動き始め者たちが――。
いわゆる本格ミステリーで、基本的には「犯人当て」が主題だと思います。
物語が進むにつれて容疑者が減っていくことにはなるのですが、犯人は大学生たちの中にいるのか。あるいは外部か・・・本当にそれでいいのか??と疑いのまなざしで読み進めていきます(^^;
実はワタクシ、ちょっとした癖があって、物語が確信に迫ってくると、ふと紙面から目を上げて残りのページ数を確認してるんですね。
「うんまだ1/3残ってる。今出そうな結論はミスリードだ!」ってね。
それでも、それでも・・・・犯人ぜんっぜんわかんなかったわっっ!
読み解けなくてなお、快感。それこそが醍醐味。そんな感じでした。
あ、ちなみにちなみに。
犯人はわかんなかったけど、動機については途中でちょっと想像したとおりでした!(嬉)
あ、ちなみにちなみにちなみに。
表紙に「Jukkakukan」ってローマ字が書かれてますけど、読み方は「じっかくかん」が正しいのではないでしょうか。おそらく「じゅっかく」でも可だとは思いますが、「本」なんでねぇ・・。
表紙に「Jukkakukan」ってローマ字が書かれてますけど、読み方は「じっかくかん」が正しいのではないでしょうか。おそらく「じゅっかく」でも可だとは思いますが、「本」なんでねぇ・・。
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