映画「疾風ロンド」の公開が(主に僕の周囲でw)話題になっている中、それに乗っかるように東野圭吾の雪山を舞台とした新作が2冊発売になった。そのうちの1冊、「雪煙チェイス」を読了しました。
設定・世界観としては「白銀ジャック」「疾風ロンド」に続くもので、続編ではないけど、“例のコンビ”も登場するし、舞台はおなじみ、“例によって「予」が足りない”里沢温泉スキー場で。
「島に蛇がいることを証明するには1匹見つければいいけれど、いないことを証明するには全島を探さなくてはならない」ってやつですね。
それを示すには自らの現場不在証明の証言者を、自らの手で見つけるしかない。
・・ま、そんな話なんですが。
はっきり言いますが、そんなにスペクタクルではないです。サスペンスなのにぺらぺらとページをめくり続けていく感じでね。字もデカイし。
ただ、
あらゆるゲレンデが網羅され、そのゲレンデをつなぐ林道やら、あそこのレストハウスも登場し、ゴンドラの形状やらやリフトが何人乗りとか、さらには雪質や斜度、そして村の中の様子や昔のスキー場の経営問題まで、それはそれは細かいこと細かいこと。
長峰ゴンドラとか日向ゴンドラとか、スカイハイウェイといった微妙にずらしたネーミングの中で、唯一リアル本名で登場したのは清酒「水尾」。
東野さん、ほんとお好きなのね~。
スノボのことが書きたいだけ、としか思えませんよ(笑)。
それにしても取材旅行と称してスノボ行ってたとすればうらやましすぎる!ぐぬぬ。
というわけで、ワタクシ来週、
周囲の悪天候が予想されますので、ご注意ください(爆)。
0 件のコメント:
コメントを投稿