2015年8月7日金曜日

標なき新刊、号砲前に棄権の巻。

このブログにも何度か書いてるけど、僕は堂場瞬一の書くスポーツ小説が好きで、特に陸上ロードレース物は大好物。
で先日本屋をのぞいたら、文庫コーナーに新刊がどどんと平積みになってた。表紙(業界用語でいうところの表1)を見るとマラソンのようだ。次の瞬間には何のためらいもなくそれを手に取りレジへ。

帰宅後愛用のブックカバーをかけようとして、ふと裏表紙(業界用語でいうところの表4)の内容紹介の文章が目に留まる。

あれ、なんかこの話知ってるぞ・・・。

急いで奥付(巻末の発行日とか出版社とか書いてあるとこ)の1ページ前を確認する。

いわく、この本は、むかーし単行本として発行された「キング」を加筆修正したものだけど、旧「キング」は「標なき道」って名前に改題されて中公文庫からだいぶ前に出てたよ、と。

し、しるべなきみちだとぉぉぉ!(心の中の絶叫)
読んだどころか、本棚に入ってる。orz...


・・・はっぴゃくにじゅうえぇぇぇぇん(涙)

今はスキーを題材にしたサスペンス「ルール」が文庫になるのを心待ちにしている。

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