今回今さらながらに見てみた映画は「るろうに剣心」、「るろうに剣心 京都大火編」と「伝説の最期編」の豪華(笑)3本立て。さしずめ夏休み映画祭り。結論から言うと、楽しみましたっ!
もちろんその存在は知っていたけれど、原作マンガは読んでないし、大人気であったというアニメも一度も見ていない。何せ「逆刃刀」ってのも、昨今の「日本刀女子」ブーム(?)のニュースで初めて知ったぐらいだ。というそういう意味ではわりとフラットな感じで映画を見られたと思う。
まず第1作目。
エンターテインメント時代劇として、非常に完成度高かったと思う。
剣客がいて、背負うものがあって。
市井の人がいて、生活があって。
悪党がいて、悪役がいて、そこにも背負うものがあって。
殺陣(アクションと言い換えたほうがいいかも)の迫力はもちろんだけど、そういう基本構造がきちんと映し出されていたから。この時点で3作全部見ることを決断(^^;
武井咲の凛々しい胴着・袴姿にドキドキした一方、香川照之の「またお前か」感、江口洋介が「ちょっと惜しい」感も(^^;
続いて第2作目。
これはもう3作目に続く壮大なるネタふりというか登場キャラ紹介というか(あっ、「まれ」のコンビだ!)。
第3作目。
少年ジャンプ的王道「強敵→成長→仲間→勝利」という道筋ももちろん、剣客時代劇の王道は「弱きを助け」だということも再認識。そこにスピーディな殺陣を乗っけて。
単純にすごーくわっくわくだ。
ついでに言うと、本人は斬ってないのに周りではどんどん命が失われていくという矛盾。それもせつなくていい。
「なんやねんそれ」って突っ込みたくなるとこもたくさんあるんだけど、そもそも時代劇(明治時代だけど)ってそういうもんじゃんね。
いわゆる主役級の人気俳優をこれでもかと使ってきて、それでもあまり散漫にならなかったのは脚本の妙か。
エキセントリックな役をやらせたら藤原竜也はさすがとしか言いようがない。圧倒的な存在感。同じことが伊勢谷友介にも言える。実にマンガ的なんだよね(←今回は褒めてる)。
福山雅治のセリフがすんごく聞き取りにくい。なんでだろ。
・・・そしてラストシーン。佐藤健に「キュン死」間違いなし(笑)。
主題歌のワンオク、特に2作目のやつが頭の中から離れない。かっこいいのお。
おまけ。2014年のエイプリルフールに出回ったポスター。題して「主役交代だモン」。
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