2015年8月13日木曜日

2週間後の水曜日。

2週間前の水曜日、少しネガティブな雰囲気をまとって中断期間に入った浦和レッズ。そのときのブログの最後には「2週間後、サポーターを含めたチーム全体の底力が試される」と書いた。

2015 Meiji Yasuda J1 League 2nd Stage #6
新潟 1-2 浦和○


東アジアカップ帰りの興梠と武藤は帯同せず。だが、3戦フル出場した槙野は帰国、移動、試合日という厳しい日程の中、いつものように先発のピッチに立っていた。

序盤は新潟の猛プレス。想定内、だがうまくいなせない。このあたりがセカンドステージのちょっとした歯車の狂いの影響か。そして失点――。
ムードは完全にホームチームのもの。だけどそこで慌てることはなかった。その中心にいたのは贔屓目かもしれないけれど、槙野。絶対にもうやられないという意志を身にまとって最終ラインに立つ。見ているこちらが勇気づけられる。サポーターのボルテージも一段上がった感じだ。
そしてむしろ先制して勢いがつきすぎた新潟のほうにミスが散見されるようになる。

試合を振り出しに戻したのはカウンター。
怪我から戻ってきて試合に飢えていたであろう梅崎、ひとつのターンで相手DFを2人置き去りにして勝負アリ。クロスが上がったときにはズラタンは完全にフリーだった。

もうこの時点で逆転できると信じられたし、その勝ち越しゴール(スーパーゴール!)が梅崎の右足から生まれたのはご褒美というか必然だったのかも。


あとはどうゲームを終わらせるか。

去年の終盤のように相手の攻勢に飲み込まれるか。
今年の前半戦のように最後まで集中して身体を投げ出して守りきれるか。

結果は後者。
大丈夫だ。自信を失ってはいなかった。また上を目指して戦える。

*  *  *

セットプレーのシーンで、ヘディングシュートがGKのセーブに合いながらも、転倒した状態でそのこぼれ球に反応し、なおかつ立ち上がってオーバーヘッドを枠に飛ばした槙野の身体能力に驚愕。

後半AT、相手DFに寄せられながら巧みにボールキープし、さらに前に抜け出しかけてファウルをもらった梅崎の身体のキレにも驚愕。

腰痛が完治していないと伝えられる柏木が、相変わらず(いつも以上?)の運動量で駆け回っていたことにも驚愕。でもセットプレー、一度も蹴らなかった。

試合後「しんどかった~」ってツイートしたら、直後に監督インタビューで「厳しい試合ではなく、いい試合だったと言いましょう」とTVの中からたしなめられた(^^;

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