2019年10月3日木曜日

浦和のポテンシャル。

(注)平日です ↓


今はリーグに専念すべきみたいな論調も十分わかるんだけど、目の前にアジアのタイトルがあるなら、全力でもぎ取りに行く。それが浦和なのであります(^^;

立ち上がりから「あっ守備がいい」と思う。3トップ気味の広州に対して、ほぼマンマークで何もさせていない。

中でも鈴木大輔先生!
対人・高さについて完勝しているのはもとより、とにかく準備がいいから、背後のケアも完璧。MOM級の大活躍。
岩波、槙野も対面をシャットアウト。

守備が良ければいい形で攻撃につながってくる。
3バックが跳ね返したボールをエヴェルトンと青木が回収、少ないタッチで広州の中盤を切り崩していく。そこに槙野がうまく絡んで、関根が縦横無尽に走る。パススピードが速い。サイドチェンジもどんどん出る。もしや広州の中盤、機能してないのか?
なんだよ、こんなの久々に見たよ。できるじゃん。すごいよ!!

完調じゃないはずの興梠もうまく周囲を使えてるし、橋岡はロングボールに競り勝つだけでなく、深い位置まで持ち運べてるし、長澤はいつものように相手の集中力を削いでて(大笑)。

全員が、いい。

そして生まれたファブリシオのスーパーゴォォォォル!!!!(←「!」をいくつ付けても足りない)

100点満点・・・と以上がハーフタイムまでに脳内で行った作文。

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実はちょっと体調悪くて(毎年この時期ありがち→リンク)。だから北ゴール裏で跳ねて叫んで手拍子ってのは無理だなと思ったんだ。だから南スタンドに座って応援してたの。おかげでビジュアルサポートのコレオが撮影できた。いつもなら中の人だから(笑)。反対側から見ると、とんでもない迫力ね、北ゴール裏。
で、この内容。間違いなくサイコーで、帰りたくないと思うほうが自然だとは思うんだけど、この日の僕には「帰っても、絶対勝ってくれるから大丈夫」って思えた。

で、「再入場はできませーん」という係員の声を背中に受けつつ、埼スタを後にした。
惨敗してて後半残り5分ぐらいで出たことはむかーしあったけども、こういう形は初めて。そもそも体調悪けりゃ参戦しないもん。どんだけACL好きなのよ>俺

南北線に揺られながら、速報を追う。

[ゴール!75分 関根貴大]

ほらね、思ったとおり。策に溺れたカンナバーロ。

2019 AFC Champinons League Semi-Final 1st Leg
Urawa Red Diamonds (JPN) 2-0 Guangzhou Evergrande (CHN)


これが浦和の持つポテンシャルだ。
まあ潜在能力ですからね、すぐに潜っちゃったりもしますけど(涙)。

だってさ、埼スタでの勝利って3ヶ月ぶりよ。
J1残留争いにどっぷりと浸かり、天皇杯ではJFLのチームに惨敗。なのに中国スーパーリーグ1位には圧勝っすよ。こういうツンデレッズなところもポテンシャルですかね(苦笑)。
だから、この勝利で「さあ決勝だぁ」なんて浮かれるつもりは毛頭ない。

でも、これがきっかけになって、リーグ戦もとっとと残留争いから抜け出したい。この週末も6ポイントマッチ。

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