2022年12月26日月曜日

「いけっ!」

映画「THE FIRST SLAM DUNK」、やっと、ようやく見に行ってきました。

・・いや、ダメ。こんなんゼッタイ泣くやつやん(T^T)

可能なかぎり情報をシャットアウトしてきたつもりでしたが、まさかこういう話だとは微塵も想像してませんでした。
原作ファンなだけに少しばかり不安もありましたが完全なる杞憂でした。

封切直後に見てきた息子1号に「どうだった?原作と同じ?」と聞いたら、ニヤっと笑いながら首を横に振った意味がわかりました。どうわかったかは書きませんけど(^^;

“心臓バクバク”で、“平気なふりをして”映画館から出てくるの、タイヘンだったんだから。


そんなわけでストーリーについては書けません。まだ絶賛公開中だし。
ひとつだけ書かせてもらうとしたら、リョータとその兄弟の名前だけで個人的にはもう(T^T)です。

でも「バスケットボール」の映像については声を大にして書きたい。「史上最高」と。

とにかくちゃんと“知ってる人”が作ったことがよくわかる。モーションキャプチャーを駆使して作られたアニメーションは、プレーや競技そのものだけでなく原作の魅力もいかんなく、というところか(原作者と監督が同じなんだからあたりまえか)

動作だけでなく、戦術的にもリアルなボールの動き、さらには選手の目線や視野。まるでプレーヤーのひとりになったかのような映像体験。

さらには、笛が鳴った瞬間、レフェリーの存在を探しそのゼスチャーで何が起こったかを理解する、というのはリアルのバスケットボール観戦体験とまったく同じ。
さらに言えば、プレー中コートの全プレイヤーだけでなくレフェリーまでちゃんと動いてるなんて、CGの「2K」なんかよりはるかに高レベル。

ドリブルやシューズの音も、良かったなぁ・・・プラス300円でドルビーアトモスを選んだ価値も十二分。

そういう魅力もあるからこその没入で、だから、“あそこ”で心底「いけっ!」と思えたんだと思う。声に出ちゃう人の気持ちもわかる(^^;

原作知らなくても興奮するだろうし、知ってれば違う角度からも楽しめる、そういう一本でした。



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