2021年4月26日月曜日

心拍上昇、アドレナリン出まくり。

何もこんなにドラマティックな試合展開にしなくても・・・(笑)。
おじさん、心拍数バクバクでしたよ。

○浦和 3-2 大分

正直大分めちゃめちゃ強かった。負け続けなのはなぜ?って思う。
とにかく「行く・行かない」の判断が組織的かつ正確で(前プレスのときだけじゃなくてリトリートしてるときも)、いざ攻撃に入ったときの個々の動きも唸るほど。

その大分相手に、よくぞ逆転勝利できた!
家の中だから声出して応援できるけど、声が出せなくともこの勝利を体感できた現地参戦の皆様が心底うらやましかった。早くスタジアムに戻りたい、その思いも強くなった。


電光石火の先制点。
小泉の右足の浮き球を杉本が納めて、ひとつ内のレーンを使った山中に落とす。山中のふわっとしたクロスにど真ん中を割るように飛び込んだのが西大伍。左SBから右SBへのラストパス!
西があの位置を取ってたのもすごいし、本職CHでもあのスペースに飛び込むのはなかなかですぜ!

まあそこから大分にゲーム握られちゃって逆転を許すことになるわけですが。

HT、「リカさんの修正」発動。杉本を下げて“武藤偽9番”システムに移行。杉本自体は悪くないと思ってたから意外な気もしたんだけど、小泉のポジションがひとつ前になったことも含めてよりゴールに近いところでボールが動くようになった(このシステムになると西はわりとCBと同じ高さにいるので、先制点のような入り方はしなくなる)。
5バック対策の引き出しもいくつも持ってるみたいだな。すごい。

それにしても小泉である。
とにかくボールのロストが少ないし、狭い場所でキープしてさらにターンして、左右どちらからでも長短のパスが出せて、おまけに「どこでも小泉」な運動量――しかもちゃんとスペースを見つけて入り込んでる。ちなみにこの試合の走行距離は13.24km!!

小泉と西のプレー、特に柔らかいタッチと戦術眼みたいなものを見てると、ついつい小野伸二を思い出してしまう。背番号8と18ということもあるかな。いい選手です。

そうしてじわじわと大分のラインが下がったところで突如槙野が中盤まで上がってきて慌てた大分からファウルをもらう。
このFKからの流れで小泉の左足からのパス――高さ、速さ、コースとも完璧――に槙野自身が飛び込んで同点!!

槙野は怒ってたように思う。
槙野自身のせいではまったくないんだけど、結果的に2失点に絡んでしまってたから。ゲームキャプテンとして自分が許せなかったんじゅないかな。気持ちのこもったゴールシーンだった。おじさんはこういうの、ちょっと弱い(笑)。

そして逆転シーン。ここにも「リカさんの修正」が。山中をスパっと諦めて明本を左SBに回してた(明本は最初トップにいて、次にSHで、このときにはSB。どこでも明本)、そしてSHには汰木を入れたことがキーになった。
ルヴァンカップでも見せた汰木のフリック気味のパス(汰木は内側レーンでのプレーに成長を見せてる)に抜け出した明本が、アーリー気味にグラウンダーのクロスを。そこに飛び込んだのがまた小泉。スクランブルになって流れたボールに真っ先に飛び込んだのは田中達也!!
みんなよく走ったよ・・・おじさんはこういうのにも弱い(笑)。

『ただ今の得点は、浦和レッドダイヤモンズ、背番号11、田中!達也でした!!』
岩澤さんのこのアナウンス、待ってたよ・・・・(静かに涙)

後半ATの大分の連続決定機には、残念そこは西川周作!スーパーセーブ3連発!
1つめは頭を抱える時間すらなく(心拍数急上昇)、2つめはもう目をつぶってしまうぐらいのやつで(心臓が口から飛び出す)、3つめは(もうアドレナリン出まくってた)シュート見えてなかったろうに・・・。さすが501試合目。

とにかくこの試合はチーム全体の勝利。
名前を挙げなかった選手も含めて。


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