今回今さらながらに見てみた映画は「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」です。
屋敷の中という閉鎖空間での資産家の死、容疑者は家族全員(豪華キャスト)、そして名探偵登場・・・・アガサ・クリスティに捧ぐ、という話に偽りはありませんな。
名探偵ブノワ・ブランを演じるのが007でおなじみのダニエル・クレイグ。個性的ではあるけど、アクションがあるでもなく、ちょっとイメージが違ってヘンに胡散臭いんだけど、案外好ましい感じ。
途中までは「倒叙ミステリー」なのかな、と思ってたらさにあらず、二重の展開が楽しめます。
鍵を握るのは“嘘がつけない”看護師(とってもキュート!)。その設定そのものはマンガ的だけど、セリフひとつひとつを吟味しないとならないという意味においては本当に重要な役柄で・・・終盤のドラマチックな展開も含めて「なるほどぉ!」と唸らされた。
非常にライトなミステリーだけど、すごく楽しかったな。
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続いては「リズム・セクション」。こちらは007シリーズの製作陣が作ったというアクション映画。スパイ映画、なのかなぁ。違うかなぁ。
航空機事故で家族をなくした女性が、その事故が仕組まれたものだということを知ってしまい、そのテロリストに復讐を・・・というのが基本的なお話。
その基本線はわかったけど、展開にはまったく納得感がないし、必然性?みたいなものを感じないあれこれが多すぎ。
で、何?みたいな。
ただカーアクションシーンのPOV映像は斬新でおもしろかったなぁ。
初心者の運転する助手席に乗ったときに、信号のたびに足を突っ張ってしまうような感触(伝われ)。
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もう1本。ここまで来たら本家本元を見なくちゃ、というわけで何度目かの「007は二度しぬ」を。
とにかくいろいろカッコいい!!それ以上に書けることがない(笑)。
あ、書けることがあった。火山に登るときもビキニのままの浜美枝さん、ステキ。
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