2020年11月5日木曜日

悪童と天使の最新作。

今回今さらながらに見てみた映画は、コミカルなアクション映画のシリーズものを2本立てで。

1本目は「バッドボーイズ フォー・ライフ」
マイアミ警察のはみだしバディの活躍を描く。
1作目が1995年、2作目が2003年、そして今作が2020年。1作目と2作目について書いたブログ→コチラ
このなんとも言えない時間経過を、そのまま利用した設定が正直で秀逸。バッドボーイズどももなんだかんだで歳をとり、かたやシートベルト必須のおじいちゃん、かたやヒゲの白髪染めが欠かせず。おまけに世の中はコンプラコンプラ。はみだし刑事はとかく生きにくい。

でもそんなことはお構いなしに、結局バッドボーイズは“For Life”

3作目のパワーダウンなんて微塵も感じない。洒落た(くだらない?)ジョークもアクションも映像も最高にクールだぜっ!!
おまけに敵役もべらぼうにカッコイイ。

これで楽しめなかったらどうかしてる、と言い切ってみる。

ただし、エンディングの「次回作匂わせ」だけは蛇足。


2本目は「チャーリーズ・エンジェル」
謎の女性スパイ、通称エンジェルたちの活躍を描く。
言わずと知れた1970~80年代の名作テレビシリーズがあって、2000年代の映画シリーズがあって、そして2019年のこの作品。2000年代の映画シリーズはもちろん見たんだけどこのブログには記述なし。たぶん開設前のことなんだと思われ。
こちらも時間が経過した、つまりリブートではなくて続編という形だ。過去のエンジェルたちのカメオ出演もあるし(むしろ思い出として語られている)。

世相なんでしょうね。
エンジェルの立ち位置はずいぶん変わった気がします。女性の描き方そのものが(うまく表現できませんが)。そこに逆にノスタルジーを覚えたりもするのですが、これはこれで「今のチャーリーズ・エンジェル」なのかな、と。
2000年代シリーズのキャメロン・ディアスとか完全に出番ないと思うぞ。

悲しいことに途中で「悪いのはコイツだな」ってのがわかっちゃって、ストーリー的な高揚は物足りなかったものの、全体には「今のチャーリーズ・エンジェル」を楽しんだと思います。ええ。


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