2020年11月10日火曜日

アンタッチャブル。

今回今さらながらに見てみた映画は、WOWOWでショーン・コネリーの追悼番組として急遽放送された「アンタッチャブル」です。
禁酒法の時代、シカゴを牛耳るギャング、アル・カポネを追う捜査チーム“アンタッチャブル”を描くクライムアクション。


とにもかくにも「面白い」、それしか言いようがない。それに尽きる。

まずは役者が適材適所というか、まあそれぞれ魅力的。
主役の財務官僚エリオットにケビン・コスナー(ああカッコイイ)、若手警官にアンディ・ガルシア。
彼らを支えるベテラン警察官がショーン・コネリー。枯れてるのにダンディ、優しさと強さと狂気に加えてなぜだかちょっとキュートで。改めて名優であったと実感しました(涙)。
そしてカポネ役がロバート・デ・ニーロ。カンペキです(笑)。おそらくデ・ニーロのモノマネをする人は、この映画のデ・ニーロを演じてる気がする。

映像と演出のかっこよさも際立つ。
オープニングの理髪店のカポネを真上から描くとことか、エリオットが仲間を失う“TOUCHABLE”なトコとか、ショーン・コネリーの自宅のシーンとか(ちょっとぼかします)、もちろん「大階段×乳母車」のシーンとか(めっちゃぼかします)・・・あれもこれも。
そうか、ずーっとかっこよかったんだ(笑)。
「ダークナイト」のジョーカーがペンを使って・・というシーンは、この映画の野球談議(ぼかしてます)のシーンのオマージュかしら。

これぞ映画、そんな感じの一本だったと思います。


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