2020年10月20日火曜日

追憶のアーカイブ。

このブログは僕の外部記憶。そして感情のアーカイブ。

これをときどき書いとかないとその立ち位置を忘れちゃうな。

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ぽちぽちと過去記事を削除しながらいろんなことを思う。悲しかったり苦しかったり、ぐぬぬって思ってたり・・・とにかくマイナス方向の感情があふれ出して言葉にならない。
今こうしてそのときのことを書いてるけど、言葉にできているとは到底思えない。

「身から出たなんとやら」なので、しかたないっちゃしかたないし、特に「炎上」したようなことでもないのに、ここまでメンタルやられるとはなあ。
ネットワーク上の「言葉」の怖さを、発信する側としても受信する側としてもまざまざと実感している。これが仮に「炎上」になってたとするならばどんな修羅場になるのやら――想像すらできない。

1記事ずつぽちぽちと削除してると、こういう恐怖のマイナス感情に包囲されてしまいそうで、とっとと終わらせようと適当にガッと検索して、まとめて削除した。かなり荒っぽいやり方だ。関係ないのまでなくしたかもな。
「削除」と言っても実際にはデータは残してるので消えてなくなったわけではないし(だって感情のアーカイブだもん)、それこそネット上に公開されたものはたとえ削除しても完全に消えることはないわけで・・・。

3,500本弱のこのブログの投稿のうち、消したのは100本強。

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昭和の音楽に教えられたように、忘れてしまいたいことがあるときに男は酒を飲む。

大酒くらって、くだらない話をして、あるいは物語の世界に没入して、忘れられるかと思ったけど、ぜんぜんそんなこともなくて。

瞬間瞬間は別方向に意識が向くのはありがたかったけど、トータルとしてはむしろ逆効果だった。感情はより強く発露されてくるし、明日も仕事なのにこんなに飲んでていいのかみたいな別の思いまで出てきちゃうし、ろくなもんじゃねえ。

残ったのは後悔と二日酔いだけだ。

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キレる、という言葉がある。感情の昂ぶりが限界を超えるみたいな言葉だけど、そうでなくて、文字どおり断線するような「切れる」もあることを知る。

そんなそんな気がして。


本日のBGM:「酒と泪と男と女」河島英五、「ろくなもんじゃねえ」長渕剛、「追憶」スターダストレビュー


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