2020年5月4日月曜日

ドラえヴァ。信じる力が僕らをつなぐ。

大型連休のステイホームにはアニメ映画がよく似合う。

というわけで、今回今さらながらに見てみた映画は「映画ドラえもん のび太の月面探査記」です。ちょうど1年前に公開された作品ですね。

数あるドラちゃん映画でなぜこれを選んだかというと、ズバリ「脚本:辻村深月」にほかなりません。
辻村作品はたくさん読んだわけではないですが、「ロードムービー」で描かれた“成長の物語”であったり、「家族シアター」で描かれた“家族の物語”が、のび太と仲間たちの世界とものすごく相性がいいのではないか、そんなふうに思ったのです。

そしてその期待が裏切られることはありませんでした。

仲間、家族、そしてその一歩を踏み出す勇気。ちりばめられた伏線と回収(おそらくはわざとわかりやすいフラグとして描いていたと思う)。堪能しました!
スネ夫の葛藤とか、締め付けられる思いで見たよ。

月の裏側にはうさぎが住んでるんじゃないかな(^^;

*  *  *

もう1本、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」も。公式に期間限定でYouTubeに公開されてたものです。
EVAといえば、以前オリジナルのTVアニメシリーズを一気見したときに、あまり「ぐっと来なかった」とこのブログにも書いたんですが、この新劇場版(TVシリーズからはエヴァンゲリオンの「エ」が「ヱ」に、「オ」が「ヲ」に変わりました)は「序」ということで、話が難解になりすぎる手前までのストーリーの再構成だったりすることもあって、まあまあ楽しめたような気がします。
何より絵が“上手”になってたなーって思うのですよ。単純に予算がぜんぜん違ったんだろうなぁとひねた感想(^^;

とはいえやはり難解は難解で、坊主1号に解説をしてもらいつつ見たわけですが(^^;
その意味では、YouTubeの「関連動画」としてEVAの解説動画みたいなのが自動再生されて、それを見て「ふーんそうなのねー」と思ったことも多々。

作り手側がどこまで考えて作ったのかはわかりませんが、「枠組み」さえ矛盾なくうまいこと提示できれば、隙間は視聴者(というかファン?)が埋めてくれるというスタイルなのかもしれないな、なんてことを思ったり。

まあそこまでがんばって見るつもりもなかったんで、私は「序」で終わろうと思います。無料公開も終わったみたいだし(^^;

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