今回今さらながらに見てみた映画はジョン・トラボルタ製作・主演の「ワイルド・レース」です。
舞台はダートトラックレース。チーム監督の父とレーサーの息子。だがマシン性能が低いと息子はライバルチームに移籍してしまう。そこで父は現役復帰(え?)。果たして勝利の女神は誰に微笑むのか――てな話。ヅラ(たぶん)を付けたトラボルタが渋くてかっこいい。・・
・・・
淡泊。薄味。
短い時間にぎゅっと濃縮した作品ってのは悪くないと思う。むしろ好ましい。
でも短くして薄まっちゃうとね・・・。
親子の関係も淡泊なら、街中の悪役のはずのライバルチームのオーナー兼ドライバーもそんなに悪い人には描ききれてないし、確執もあんまり見えてこないし。
何よりレースだよね。以下ネタバレします。
ダートラには詳しくないけど、息子が勝てないのにオヤジが復帰したらすぐ勝てちゃうとか、マシン性能がなくて息子は移籍したんじゃないのか、ただ腕が悪かったってことにならないか、いやそれならライバルチームに移籍はできないだろ、とか思ったりね。「オヤジは伝説」以外の説明が何もないんだもん。
一番盛り上がるはずの最後のレースのとこも、めっちゃあっさり抜きますからねぇ。
演出にイエローフラッグ使ったのは悪くないと思ったけどさ。
総じて予算なさそうだねぇ、という感じでした。トラボルタなのに。
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