2020年5月8日金曜日

ねじれた家。

今回今さらながらに見てみた映画は「アガサ・クリスティー ねじれた家」です。

大富豪が謎の死を遂げ、その真相究明を孫娘から依頼された探偵(元カレ)が屋敷に行ってみると、そろいもそろってひと癖もふた癖も、おまけに動機もある3世代の家族がいて・・・。

広いとはいえ屋敷という閉ざされた空間。個々の人物像を語る上で欠かせないゴージャスなインテリア。“いかにもアガサ・クリスティー”って気がします(よく知らんけど)。

犯人ははたして誰なのか?というのがメインなのでこれ以上細かい内容は書けないですけど、実は“謎解き感”がほとんどないと思ったのです。元諜報員という設定の若き探偵が無能、ということでもないのだろうけど(夜も屋敷に居残るための策略はなかなか)、一番小さい家族の証言が取れずに右往左往しているだけ、というようにも映るし、なんだもんなぁ。そのあたり、かなり残念。

そして何より、エンディングが“イヤミス”すぎてなぁ・・・。


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