2020年5月20日水曜日

信じるか信じないかは。

今回今さらながらに見てみた映画は「アンダー・ザ・シルバーレイク」です。



WOWOWさんの番組説明には『不意に失踪した美女の行方を追って、オタク青年が謎と陰謀渦巻くLAの街を駆けずり回る』って書いてあったの。おもしろそうでしょ?ね?
イケてないオタクがパソコンとネットワークを駆使し、細かーい知識を総動員して愛しのカノジョの行方を追う、ちょっとしたコメディ要素も入った映画。そんな感じだと思ったのね。

ぜーんぜん違った(笑)。

一番イメージと違ったのはそのオタク青年の設定。確かに都市伝説的なものが好きだというのはそれっぽいけども、カネがないだけで見た目はそこそこ普通のお兄さんだし、家に寿司持ってきてくれるえっちなガールフレンドはいるし、ニンテンドーのゲームやるぐらいは普通だろうし(しかも友人の家まで行って)、そもそも外に出歩くだけじゃなくて、高級スポーツカーまで持ってたりするし。どこがオタクやねん、と(すいません、オタクの方々をdisってるわけじゃないですよ)

まったくもうなんやねん、とか思いながらもぐぐぐいっと見入ってしまった(^^;

カルトって言ったほうがいいのかなぁ。
ひとつずつ謎が解かれ、そのたびに“真実っぽい何か”に少しずつ近づいていく。
たどり着いた先にある奇妙なもの。奇妙であるがゆえにその先に進まざるをえない・・シルバーレイクには何が。そしてそこにある“真実”

信じるか信じないかはあなた次第。
変な吸引力のある映画でした。

そうそう、R15なんでご注意を(^^;

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