2016年8月31日水曜日

[旧東海道をゆく:番外編]さんぽニスト、保土ヶ谷をゆく。

保土ヶ谷宿に着いたとき、時間的にも肉体的にもまだ余裕はあったんだけど、急に冷たい風が入ってきてさらに黒い雲も見え始めたので、「ここまで」という結論を出した。

それだけじゃなくてもうひとつ理由が。それはこの保土ヶ谷の町の中を歩きたかったから。

今からおおよそ半世紀前(笑)、僕はこの町の住民だった。
これまでに住んだ13(!)の家のうち、2番目に住んだアパートのあった町。そこに行ってみたい。
引越し遍歴の話を書いたブログは→こちら、小学校時代に住んでた街を歩いた話は→こちら

とは言うものの、生後半年(笑)からの4年間なので、記憶なんて・・・でもなんとなく、ぼんやりと、うっすらと。

オフクロに電話をして大雑把な情報を教えてもらう。「小学校の先に急な階段があって、そこを上ったところ」・・・予想以上に大雑把(^^;


あ、この階段か!なんかすぐにわかったよ!


上り始めると、猛烈に「知ってる知ってる」感が全身を覆う。
ただ、「ここ」という確信が持てないまま、結局高台まで上りきってしまった(はぁはぁ)。明らかに行き過ぎだ。

Uターンしてゆっくり下り始めると、頭の中にひとつの像が結ぶ。「アパートの裏にブランコがあった!」
そうだ、階段の途中に小さな公園があったじゃないか。少し早足で階段を下りていく。


「ここだ・・・」

感動的な再会(^^;

駅からはけっこう歩くし、何よりこの急階段は生活するの大変だったろうな。でもまあ若かったから平気だったかな。えーっとオフクロは当時20代半ばか。うわー!マジで若ーい!

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