今回今さらながらに見てみた映画は「スラローム 少女の凍てつく心」です。
アルペンスキーが題材と聞いたらそりゃまあ見てみるわけですが。
将来を嘱望される若きレーサー。
彼女を育てるコーチ。
次第に両者の関係性が・・・というのが基本的な設定で、このコーチ、パワハラセクハラ全開おまけに●リコンのク●野郎でして、腹立たしいやら気色悪いやら。
ただ目線を変えれば支配・搾取の構図でもあるわけで、だからこそ「何かあるんじゃないか」と思って見続けたんですけど、最後に選手のほうからコーチに三行半(?)を叩きつける、ただそれだけ。何の脈絡?
レースシーンはかっこよかった(本物のレーサーが滑ってたと思う)けど、それ以外は何もなし。搾取の構図が描けていたとも思えない。構造的な問題にメスを入れるような気概も感じない。つまんなーい。
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何より、彼女が強かったのは回転種目ではなく大回転。タイトル違うぞ(笑)。
そしてフィッシャーを使ってる選手にコーチが「高級品」としてロシニョールをプレゼント(しかもそのロシニョールはレースでは使わない)とかありえない。ありえない。
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