自意識過剰、羞恥心と虚栄心、抱え込んだ自己矛盾・・・そしてそこからの。
某テレビ番組で少し前にオススメされていた西加奈子「舞台」を読了。新刊本なので図書館で借りて。
「自意識」なんてキーワードがあったもんだから、それなりにそういうものを抱えている自覚のある僕としてはかなり楽しみにして読んだんだが。
結論から言うと、ちっとも刺さらなかった。
特に笑えないし、特に泣けない。
わかる。わかるよ。主人公の感情の動きは、正直すごく理解できる。誰しも持ってる感情だろう。でも、「で、何?」。
その思いが終盤に近づくにつれて強くなる。
肌に合わないとはこのことか。申し訳ないですけど。
まあ気に入らなかったんだからわざわざここに書かなくてもいいじゃん、とは思うんだけどね。
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