2018年7月30日月曜日

100回目の夏、成就。

『当機の羽田空港への到着は、25分ほど遅れる見込みです。お急ぎのところ大変申し訳ありません』

いやーん、なんてこと・・・。5分でも惜しいのに。

『当機は東京国際空港、羽田に到着いたしました。ただいまよりすべての電子機器がお使いいただけます』

機内モードオフ!速報サイトを立ち上げ!おおおっ勝ってるじゃないか。
乗り換え情報確認。Arrivalから京急の乗り場へ走る。
横浜駅、乗り換え。階段を走る。あ、電車が止まってる。乗り込む・・・桜木町止まり・・・。なんやねん。
結局予定どおりの根岸線で関内駅。小走りに横浜スタジアムに。

「一般1枚お願いします」500円玉を渡してさらに1塁側へ走る。
そうしてやっとスタンドに。まだかろうじて試合途中。8回表、まさに追加点が入るその瞬間だった。

7対1リード。あと少し。
でも、相手は逆転を得意とするチーム。しかも相性はめちゃめちゃ悪くて過去に何度も何度も苦汁を飲まされてきた。このままでは・・・が現実に。一打逆転の場面まで作られた。

2番手投手の制球が定まらない。でもなんか心配してなかった。去年から見てたもん。制球が荒いのは織り込み済み。そんな中ふと見せるキレのいい変化球こそが持ち味。
9回表にはライトに回っていたエースに代打が送られた。スタンドが一瞬どよめいたが、それこそが監督の、選手への信頼ではなかったか。
試合後のインタビューで監督は言ってた。

『簡単な試合にはならないと思っていました』
『リードしていても追い上げられると思っていましたし、エースが最後まで投げられないことも、交代した投手がうまくいかないことも、すべて想定していました』
『だから最後まで選手は落ち着いてプレーしてくれたと思います』

ホームプレート前に並んだ選手とともに歌いながら、うれしくてうれしくて、ちょっと声が詰まるようだったよ。

100回目の夏の甲子園、その出場校に名前を連ねることができた、遠い遠い後輩たち、本当におめでとう。
あまり余計なものは背負うことなく、“お前の野球を楽しめ”という言葉を贈りたいと思います。

キャプテンなんか1年のときから見てるからなぁ。すっかりおとうさん目線だよ。そりゃ涙のひとつも出るわ(^^;

(追記:自分用メモ)
10年前の地区大会決勝
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