2018年7月18日水曜日

仮面病棟。

帯に「第1位」と大書きしてあった。それが購入のきっかけになった。が、よくよく細かいとこまで読んでみると「全米第1位」的な言い回しだった。別にいいけど(^^;

知念実希人「仮面病棟」を読了。

拳銃を持ったピエロの仮面を被った男。ピエロはコンビニ強盗して逃走、途中で女性を撃ち、その女性を拉致して深夜の病院に侵入してきた。

ピエロの最初の要求は「この女を治療しろ」。

治療にあたったのは夜勤バイトでやってきた若い医師。
その医師と拉致された女性、院長、2人の看護師、そして65名の入院患者が人質となり、ピエロは篭城を始める。

わざわざ治療のために病院に?ピエロの不審な行動が意味するものは。真の目的は何だ。

・・・っていう感じのお話です。閉鎖空間ミステリーとでもいうのでしょうか。

わりと早い段階で、この病院の「秘密」はわかりました。えっへん。
そして黒幕というか、犯人というか、そういう人物も。えっへん。

ただ、そこに横たわっているはずのトリックがまるでわかんない。巻頭に掲載されている病院の見取り図をくり返し思い浮かべ、登場人物の行動を思い起こし・・・うーーーん。

・・
・・・くっそー、そういうことだったかー。気づかなかったぜー。
実はこのブログにもヒントを書いたりしている(笑)。

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