2018年7月31日火曜日

アウェイで首位撃破。

ファブリシオのミドルシュートが林の手を弾くようにゴールに吸い込まれ、そのままタイムアップ。ゴール裏にいた僕の周囲から口々に「サイコー」「気持ちいい」「今季一番」という声が上がる。
首位を独走するチームに対し、しかもアウェイの場でのこの結果。間違いない、最高だ!

2018 Meiji Yasuda J1 League #18
広島 1-4 浦和○

押される展開にも我慢を重ね、主導権を取り戻し、最後はカウンターを沈めて試合を決する――そりゃ快感だわ!
広島遠征した甲斐があるってもんだ!
市街地に戻った後もサポーター同士すれ違うたびに「来てよかったですね」と言い合ってた。

とは言うものの、前述のように「我慢の時間」があったのは確か。パトリックのヘディングか、ティーラシンのヘディングか、ササショーのヘディングか、どれかが入ってたらまるで逆の結果になってもおかしくなかった。
オリヴェイラの言うようにツキも合ったと思うし、広島は強かった。

パトリックとティーラシンという2つの起点、そこから逆のレーンのサイドハーフとサイドバックが前を向いた形でボールを受ける。起点に対して奪いにいく守備をしてた浦和は完全に後手に回り、危険な形でクロスを入れられる、跳ね返しても後ろ向きの守備だからセカンドボールを拾われて二次攻撃を受ける・・・シンプルなんだけどね、それぞれのポジションの忠実にタスクをこなせる選手がいて。
浦和のDF陣はよく粘ってたけど、後半の前半のあの時間は苦しかったね。
松尾主審の笛ちょいホーム寄りだった気がするし。

その流れをたったひとつの交代カードで取り戻してしまうのだから、まさにオリヴェイラの魔法。

それがあべゆの投入。
後手に回り続けてた中盤で、奪いにいくのか時間をかけさせるのか、その判断がさすがすぎて。次第に広島の攻撃から速度感を削いでいく。

そして1枚前に出た柏木が決定的なシーンに絡んでいく――。
逆サイドからのクロスに対してDFの前に入り込んでPKゲット。
カウンターから意表をつく右足でのクロスをピンポイントでスプリントしてきたウガに合わせる。

こうした展開もすべてあべゆ投入から始まったのだと思う。すごいぞオリヴェイラ。

そして試合を終わらせる森脇投入の形。時間も潰しながらのファブリシオのダメ押しゴール。

もう一度言う。サイコーでした!
守備で粘ってチャンスを待つというのも、ある意味浦和スタイルかもしれないなぁ。

これをいいきっかけにして、リーグ後半戦がんばってひとつずつ上げて行きましょう。
長距離アウェイに遠征して勝つのっていつ以来だろ(苦笑)。

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そして忘れちゃならんのは、『がんばろう広島』
わずかですが、協力をさせていただきました。被害に遭われたみなさまが少しでも早く平穏な日常を取り戻されることを。

*  *  *

と、当日の夜に広島の宿で書いたは書いたんだけど、初代POMERAにはネット機能がないから上げるタイミングがなくてね、すっかり亀アップになってしまいました。という言い訳。
てかもう明日は次の試合じゃないか(過密日程)。

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