2018年5月31日木曜日

にしのんじゃぱんの影で。

このブログは「にしのんじゃぱん」からの続きです。発表された代表選手はほぼほぼ予想どおり。あまりに予想どおりでつまんないーー。

以下、妄想ですからね、妄想。

日本サッカー界の悲願はワールドカップということで間違いはないのだろうけれど、日本サッカーの“実績”という意味では、メキシコオリンピックの銅メダルという厳然たる事実がある――当時の五輪サッカーがどういう位置づけであったかは関係なく。

そして長くあのメキシコのメンバーたちが重鎮としてサッカー界に君臨をしてきた。

となると、若き権力者はそれを越えたい。
目先のワールドカップよりも、2年後のオリンピックで。
ワールドカップがいかに世界的な大会であろうとも、日本での一般的な認知はオリンピックのほうが上だろう。しかも地元開催だ。この機会を逃すわけにはいかない。

監督の任命も含めた自らの実績として残るような結果を。そういう単純な動機。

目先のワールドカップでの結果はどうでもいい。ただ、オリンピックのために“利用”できないだろうか。

それが前監督の解任という一手。
そもそも「俺が決めた監督じゃないし」。言うこときかないし。

ギリギリまで引っ張って解任すれば、後任の監督は時間不足という言い訳ができる。しかも元強化委員長ならば本来は監督と一緒にクビが飛んでてもいい立場なんだから文句は言えまい。スケープゴート。

コントロール(≒コミュニケーション?)しやすいに日本人監督すればスポンサーや実績のある選手たちを慮る形にしやすいし、かつ結果が出なくてもいい。むしろ出なければ、次のステップでは世代交代が加速度的に進んでいく。早い段階で五輪チームの選手をA代表に引き上げて経験を積ませることもできそうだ。

そしてもうひとつ、補佐という形で五輪代表監督を送り込むことで、監督自身に不足している“国際大会での経験”をさせたい。

通称ミシャ式と呼ばれる3バックシステム。

新監督の意向とは関係なく、五輪代表監督が使うであろうシステムをA代表で採用し、その効力と問題点をワールドカップという絶好の場で“試運転”する。そのフィードバックは非常に重要なデータとなるだろう。

このシステムがこなれてくれば、人もボール動く魅力的な華やかな攻撃的フットボールができるかもしれない。
そしてそのあかつきには、これこそ世界に類を見ない「ジャパン」なフットボールであると主張する。

“オールジャパン”体制で、このサッカーで、なおかつ結果までついてきたら、賞賛も名声もすべてを手にできる――若き権力者がニヤケる姿が見えるようで。

以上、妄想だからね、妄想!(くり返し)
とっくに誰かが思いついてそうなネタだけどねぇ。

・・
・・・

でも、もし。

積み上げてきたものをすべて放棄してしまうとか。
決して長くはない選手生活の大切な4年間が捨石にされるとか。
ただの私利私欲だとか。
それでもオリンピックでメダルが取れたら、僕は喜んじゃうんだろうか。

どうだろうか。

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