営業してない店が多い休日の青山一丁目。やってて良かったーって感じで「麺屋こいけ」へ。
と、いきなり目に飛び込んできたのは『閉店のお知らせ』の貼り紙。5月27日で閉店(ってことはもう営業してないなう)とのことで、最後に訪問できてよかったです・・。
ここはいわゆる「鶏白湯」のお店なんですけど、その醤油味というのが実にそそられます。しかもトップメニューじゃないですか。というわけで「濃厚醤油鶏そば」(790円也)をピッ。千円札入れてたのでまだ「Aセット」(200円也)のランプが点灯してます。確認すると4種類のミニ丼から1つ選べるとのこと。じゃこれもピッ。だってきっとこれが最後の「こいけ」ですもの(ナイス言い訳)。
カウンターに座ってお兄さんに食券を渡すと「セットは何にされますか?」・・(考)・・リストの一番上の「鶏天丼でお願いします」。ほかに何があったかは記憶なし(笑)。
おにいさんは奥に向かって「くろいっちょー、とりてーん」と。醤油の符丁は黒か。鶏白湯が白ってことね。
「おまたせしましたー」とまずはらーめんから登場。
ほのかにピンク色の鶏チャーシューが3枚に鶏つくねが1つ。細く刻まれたキクラゲ、青ネギ、タマネギ、そして海苔。いかにもなビジュアルなのですが、いかにもじゃないのがスープの色。明らかに醤油の茶色。
ではまずそのスープからいただきます。
あっ!飲みやすい!
少しとろみがあって、最初にしっかり鶏の味がどどんとやってきて、最後に醤油がすすすっとやってくる。濃厚な鶏の味を逆に醤油がすっきりとさせているような。
どんどん飲めちゃうよー・・・はっ。いかんいかん。この手のスープは麺によく絡むからね、スープばっかり飲んでると麺が余っちゃうのよ(^^;
その麺は白くて細いストレート。でも、このしっかりとしたスープにも負けないほどの小麦感があって、うみゃーです。
スープと絡んでつるつるつるつると喉越しも実に楽しい。
具材についてはもう言うことなしっ!
チャーシューはやわらかぁぁぁぁだし、つくねはしっかりさんだし。中でも気に入ったのはキクラゲ。全体に柔和な食感の中でいいアクセントになってました。
ひとつひとつ、じっくり味わいながら堪能しました。
そうそう、鶏天丼。思ったよりもボリュームたっぷり。
ちょい甘辛なタレが絶妙でした。
スープの一滴、ごはんの一粒までしっかりと完飲完食。たいへんおいしかったです。ごちそうさまでした。
これが最後の訪問になってしまいましたが、姉妹店の「武一」なんかもあるので、同系統の鶏白湯はまだまだ味わえます。またどこか行こうっと。
青山一丁目交差点(地下鉄青山一丁目駅1番出口)から246を表参道方向、50~60mほどの右側地下1F。吉野家の手前・・・って書いてももはや意味がないのだねぇ。
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