“ら”な諸兄であれば幡ヶ谷というとあの超有名店が思い浮かぶかと思います。実は今回もそのお店に向かってたのですが(トータル3回目、諸事情により一度も食べたことはない)、残念ながら営業しておらず・・・。その有名店はすんごく細い路地を曲がったところにあるので、角を曲がる場所の目印にしてたのが今回入った「ねじ式」なのです。たぶんつげ義春のマンガとは関係なさそう。
地元の人とおぼしき方々が次々に入店しているのを見て「よしここにしよう」という感じです。なんかすいません。
悩んだときは基本メニューということで、醤油の「味玉らぁめん」(800円也)を。
カウンターに食券を置いてキョロキョロ。
店員の方のTシャツも、内装やインテリアも、ロック一色。目の前のジーン・シモンズの人形がカワイイ(^^;
貼り紙には「スープににんにく入ってます。抜くときは言ってね」旨が。いや、抜きたくない(笑)。
「はい、味玉らぁめん、おまたせしました」
最初に目に留まるのは2本のレンゲ。普通のやつと穴開きのやつ。
トッピングにそぼろがばーんと乗ってるので、それをサルベージするためのものと思われ。なるほどー。
まあ2本あると食べるときちょい邪魔ですわね(^^;
ほかには大きめのチャーシューに茹でモヤシ、それからメンマが乗ってます。
まずは穴開いてないレンゲでスープをすずずずっ。
あ、旨い。背脂の甘みのような旨味だ。醤油自体は強くない。そこにほのかににんにくの風味。これはにんにく抜きは考えられないな。
少しばかりとろみもあるので、黄色がかった中太の縮れ麺にどんどん持ち上げられる。絡みつく。
気がつくと麺より先にスープが少なくなってしまうタイプ(^^;
ちゅるりんとのどごしのいい麺に、モヤシのシャキシャキ感もプラスされてとってもいい具合ですねぇ。
食べ進めるうちに、そぼろの味もスープにプラスされてくる。旨味さらにアップ!
そぼろ自体の味付けがいいんだろうねぇ。隣の席のお兄さんが「そぼろ増し」を食べてた。ワカル。
あ、このチャーシュー、鶏だわ。見た目完全に豚だと思い込んでたから、意表突かれた。
味玉は特に・・・。
気がつくと穴開きレンゲを使うまでもなく、完飲してしまってました(^^;
ごちそうさまでしたー。
京王線幡ヶ谷駅から甲州街道に出て、北側に渡って右。「六号通り商店街」に入って200mほどの左側。「麺」とのみ書かれた真っ黒い看板が目印。
0 件のコメント:
コメントを投稿