2018年5月8日火曜日

それ行けスマート。

今回今さらながらに見てみた映画は「ゲットスマート」です。
1960年代に放映されてたテレビドラマ「それ行けスマート」のリメイク作品とのことですが、記憶にあるようなないようなあるような。だって生まれる何十年も前のことだし(大嘘)。
ま、いずれにしてもコメディタッチのスパイ映画となればノスタルジーとは関係なく見ちゃいますよね(^^;

秘密諜報機関コントロールの分析官スマート(おとぼけな空気読まないやつ、というキャラ)が、やっとのことでエージェント(現場に出るスパイってことだね)に昇格。コンビを組むことになった女性エージェントとともに、悪の秘密組織カオスから盗まれた核兵器を取り戻すべく大活躍を見せる、というお話。
組織名がとてもわかりやすいですね。スマートという役名も人物像にぴったり。

女性エージェント役にアン・ハサウェイ、同僚エージェントにドウェイン・ジョンソン。
おおよそ10年前の作品なので、ドウェインがまだ細い(といっても十分ゴツいが)。アン・ハサウェイは今もまったくお変わりなく。すげえ。ひたすら美しい。

「スパイ風味のコメディ」ではなくて、あくまでも「コメディタッチのスパイ映画」。なのでハラハラドキドキ的な展開も、どんでん返しもちゃーんとあるのが実に好み。
というわけなので、ストーリーについては細かくは書きませんけど、むやみに複雑になるわけでもないものの、きちんとスパイ映画としてのプロットだったと思います。
そこに細かなネタが散りばめられている、そんな感じなのです。

ネタのほうはひねりすぎてないからいい意味でわかりやすくて、しかもクスクスっとしてしまう上品さ。そういう加減がとってもいいじゃないですか。

楽しい映画という表現がピッタリだと思います――アン・ハサウェイの無駄遣い(笑)という気もしないでもないですけどね(^^;
考えなくていいので、吹き替え版オススメ。

0 件のコメント: