2026年3月19日木曜日

小さな進歩。

勝利に向かって応援し続けた方々には申し訳ない言い方になるかもしれないんだけども、僕はこの試合、すごく楽しめたんだよね。
もちろん勝てればより楽しかったのは間違いないところだけど、ちゃんと勝負できたって思って。そのことがうれしかったから、試合が楽しかったのです。


前年と比較するのはナンセンスだということは十分承知の上で言えば、去年の柏戦って「浦和レッズつらい。」と「浦和レッズしんどい。」だからね。よくやったよ、って言ったら褒めすぎですか?
僕は小さな進歩だと思うんですよ。


まあ最後の最後、肥田野早川照内で勝ち越せたら泣いちゃう準備はできてたけども(^^;

PK戦は時の運のみ。外した選手はもとよりファン・サポーターも含めた「We」は気にする必要まるでなし。


2026年3月18日水曜日

志賀高原に行ってきたぜ。~前半戦~

最後に志賀高原でスキーしたのっていつだろう。
このブログを検索してヒットしたのが2009年4月・・・・って17年前やん!
しかもこのときは熊の湯だったので、蓮池・ジャイアント・一ノ瀬・奥志賀エリアは行ってないわけで、20年ぶりぐらい??

行きたいなとはずっと思ってて、それが今回ようやく。そして・・・サイコーだったんすよ!

コンディション。

いやもう天気サイコーで。そもそもワタクシ、晴れることが少ないタイプ――世間からは嵐を呼ぶ男と呼ばれております――なのに、空が真っ青で!!

いや、それ以上に最高だったのがバーン状況。
昨今3月も半ばになると春の雪、そろそろシーズンも終わりかねぇみたいな雪質(簡単に言うと滑りにくい)になっちゃんだけど、標高の高さと冷え込みと・・・・サイコーでした!

晴れてるのに気温は低く、しっかりと締まった固いバーンの上に少しだけ、ほんの少しだけ新雪が乗ってて。
固いといえどしっかり圧をかければわりとイージーに板がグリップする。深くカーヴするほどでもなく、でもしっかり彫り込めている――滑りながら振り返って自分のシュプールを見届けたい、そんな状態(伝われ)。

特に朝の1本目の快感度たるや。

「いやーん!さいこーーーーーぉぉぉ」

まるで優勝した選手のように叫びながら両手を高々と突き上げましたね(お恥ずかし)。

日中の気温とか標高とか、時間帯や場所によって状況は少しずつ変化はしたけれど、この時期にこれだけのコンディションでスキーができたこと、最高以外の表現が見つからない。
荒れてきてもなんかすっげー滑る雪なんよ。

思い出。

志賀高原といえば、ホームゲレンデとは呼べない存在ではあるけれど、自分のスキーヤーとしての人生(大袈裟)に欠くことのできない思い出が山ほどある(山だけに)

今回は焼額山を起点にして、スキーを履いたまま滑れるエリアを、ツアーと称して滑って回った。
  • 学生のときの引退のセレモニーがあった一ノ瀬ファミリー(あのゲレンデのレストハウス?はなくなってた)
  • 記憶があいまいなぐらい集中して挑んだ急斜面種目の大会バーンの寺子屋は、その大会バーンに架かってたリフトは撤去されててゲレンデとして機能していなかった。
  • 大会で、今思うと超絶難しい(意味わからないとも言う)緩斜面種目を演技したブナ平で、当時っぽく滑ってみたり(制限滑降を滑った通称「ブナ急」には木が植えられてた)
  • 先輩たちの活躍を見て、自らは検定会で撃沈したジャイアントスキー場はやっぱり急斜面で(大会やってたんで半分ぐらいしか滑れんかったわ)
  • 上から下まで滑り切ることに憧れてた丸池Aコースは雪不足で閉鎖中(ざんねん)。
  • 指導員養成講習会で練習したサンバレーのメインじゃないバーンはリフトも撤去されてもはやゲレンデではなく。
  • スラロームに出場した西館山はガスがかかっててちょっとパス(^^;
  • 東館山の卵ゴンドラはブナ下(!)に移設されてて(やってきた搬器を見て「卵じゃない!」って言ってたら「卵待ちます?」と係員(美人さん)に言われたww)、東館山のゴンドラからは懐かしの温泉旅館(すでに営業しておらず)を見下ろして。
  • 2シーズン続けて怪我をした苦い思い出がある高天が原は、とにかく安全運転で滑って(^^:
古いアルバムの中に、思い出がいっぱい。

ブナ平で緩パラの外向傾を作ってみるなど。

(後半戦に続く)


2026年3月17日火曜日

【WBC26】力負け。

「力負け」という言葉がこれほどしっくりしてしまう負け方もそうそうあるもんじゃない。

World Baseball Classics 2026 Quarterfinals
Venezuela 8-5 Japan●

腕をびゅんと振って速いボールを投げる。
バットをブンと振って打球を遠くに飛ばす。

そうしたシンプルで本質的な部分で圧倒された。
下馬評――日本国内ではなくて世界のベースボールファンの下馬評――どおりベネズエラが強かった。ただそれだけだ。
そのベネズエラだってベストチームじゃないかもしれないんだから世界はヤバいレベルなのだよ。

もちろん一発勝負だから結果が逆に出る可能性もあった。だけどその可能性すらねじ伏せられたって感じだったな。
だから個人的には妙にあまり悔しくなかったりもしている(強がり)


連覇連覇と浮かれてしまっていなければ。
チーム編成や采配は。

可能性を高める方法はあったかもしれない。でも今ひとつ言えることがあるとするならば、これに尽きる。

“戦犯探しは止めましょう”


2026年3月16日月曜日

【ミラコル2026パラ】もぎ取ったラップ。

パラアルペンスキー男子回転座位の2本目。
視界不良のコース中盤、鈴木猛史選手のチェアが一瞬宙に浮いた。

それでも彼はスキーを横に向けることをしなかった。
たとえラインが落とされても板を下に向け続けていればスピードは落ちない――もちろんリスクはあるが、瞬時にその選択肢を選んだように見えた。

その選択ができるだけの練習積んできたんだろうな。
だってスキーヤーの本能としては厳しいと思うもの。

結果、2本目は全体トップのタイム。アルペン的に言うとラップだった。
積み重ねてきた自身の力でもぎ取ったブロンズメダルだ。
だからこそのゴール後の、まるで咆哮のようなガッツポーズだったのだと思う。

感動しちゃった。おめでとうございます!!


公式サイト(https://www.olympics.com/en/milano-cortina-2026/paralympic-games)、昨日までは[Schedule & Results]と書かれていたページへのリンクボタンが、今はもう[Results]の文字だけに変わっていた。
新しい予定がもうないということ――終わっちゃったんだな、ミラノ・コルティナパラリンピック。


2026年3月13日金曜日

【ミラコル2026パラ】大回転。

パラアルペンスキー女子大回転座位村岡桃佳選手!銀メダル獲得おめでとう!!

ケガからの回復途上にありながら、それを感じさせない見事な滑りだったと思います。特にレース後半、板をきれいに滑らせていく技術!素晴らしい!!

金メダルの選手には隙がなかったっすね。3連覇を逃したのは残念だと思っているかもですが、通算11個のメダルというのは誇っていいと思います。
あの大日方さんを抜いたってことですもん。髙木美帆さんより多いってことですよ。すごいすごい。


ところで。

競技を観戦しているときに息子1号が言いました。「誰だよ、大回転なんて訳語を付けたのは」と。

slalomは回転、giant slalomだから大回転。僕は今まで疑問にも思いませんでしたが、言われてみると確かに変な言葉ですよね。大回転。
だって、回転って“軸があってそこをぐるぐる回ること”でしょ。少なくともスラローム競技では回転するシーンは(大きなミスをした場面を除いて)ありません。それに「大」を付けるなんて!(笑)

「冬の競技ならビッグエアとかエアリアルこそ大回転だよ」

おっしゃるとおり。

じゃあ仮に別の訳語を充てるとして、回転の代わり・・・・ジグザグ、くねくね、蛇行・・・大蛇行って黒潮か!

いろいろ話し合った結果、競技特性に近いのは「右往左往」ではないか、という結論に(^^;

・・
・・・

「なんでスーパーGのとこだけ翻訳諦めてるんだよ。超大回転じゃんwww」


翳りゆくひと。[140]


[140]

土地の相続・登記の件について、現地近くに事務所を構える司法書士からの返信があり、業務は請けてもらえることになった。

『遺産分割協議書以外に必要書類としましては、(1)お父様の出生からお亡くなりになるまでの戸籍・除籍・原戸籍謄本、(2)お父様の戸籍附票、(3)令和7年度固定資産評価証明書、(4)相続人全員の戸籍謄本と印鑑証明書、になります。(4)以外はこちらでも取得ができますので、必要ならばお伝えください。書類取得のための委任状を送ります』

基本的には全部任せてしまったほうがいいだろう。わたしはすぐにメールを打った。

「(1)~(3)については取得をお願いしたく存じます。委任状をお送りください(メールでお送りいただければ押印して郵送します)。なお、(1)については別件でも使用する機会がありそうなので、余分に取得いただき1部当方にお送りいただければ幸いです。(4)については委任状返送の際に同封いたします」

出生から死亡までの戸籍、という文言は金融機関の相続に必要な書類の一覧に同様の文言があったので、念のため余分に用意してもらうことにした。

程なくして改めてメールが届く。

『登記の委任状をお送りいたします。不動産についてですが○○-○の土地は令和2年に売買されておりますので、2筆分で作成しています』

これには驚いた。平成29年度の固定資産税の書類で確認できていた小さな土地は確かに4ヶ所で、そのうち1ヶ所を売却したから残り3ヶ所だと信じ込んでいた。令和2年というとマサさん、かなりいろいろ怪しくなっている時期にもなるのだがどういう経緯だったんだろう。

まあわたしとしてはいらない土地でもあるので、数が少ないぶんにはいい話だと思う。

『また、戸籍等取得の委任状もお送りいたします。戸籍等をこちらで取得してよければ、戸籍取得の委任状に署名押印してこちらにお送りいただければ、取得いたします。戸籍等はこちらで取得してよろしいでしょうか。』

いや、だから1本前のメールに「取得してくれ」と書いただろうに。しかも同じ文言が何度も出てくる文章もおかしいし、何とも要領を得ない。

「当初よりお願いしているとおり、『取得』お願いします。また、同様に『戸籍・除籍・原戸籍謄本』については、余分に取得いただき1部こちらにお送りください」

文言が少しだけ荒くなってしまっただろうか。かまうものか。今回はわたしがクライアントだ。

翌日、押印済みの委任状とわたし自身の本人確認書類(免許証)の写し、遺産分割協議書、相続人の戸籍謄本および印鑑証明を一式、司法書士にレターパックで郵送した。

土地についてはあとは任せるだけだな。

139<[翳りゆくひと]>141


2026年3月12日木曜日

真相をお話しします。

結城真一郎「#真相をお話しします」を読了。
タイトルの「真相」にはハッシュタグがついています。それもまた(ピー)。


大どんでん返しというのはまた違うのかもしれないが、真相の向こうにもうひとつの真相があって、思わず息を飲むっていう5つの短編集。

どれもこれも「うわっ」「あぁっ」そして「・・・!」と文字どおり息を飲まされた。

たとえばマッチングアプリ。
たとえば動画配信。
たとえばリモート飲み。
たとえば田舎暮らし。

あるいは中学受験。
あるいは少子化問題。

モチーフとなった“時代”“現代”とそこに潜む(潜んでいてほしくはない)悪意、それから狂気。

ぐいぐい読まされる鮮やかさが際立つだけに、グイグイ迫りくる真相にたどり着いたときの冷たさは格別だ。サイコー。

・・
・・・

表題作の「#真相をお話しします」。他の4作が“ドッキリ”だとするなら、これは“謎”の物語。「どこかに違和感があるだろ、探せ探せ」と読者に訴えかけてくる。
どこだ。何だ。誰だ――・・・・・あぁっ!(笑)


【ミラコル2026パラ】春のコンディション。

パラクロスカントリースキー男子10kmクラシカル立位で、期待の川除大輝選手は4位に終わった。

解説いわく、LW5/7のクラス、つまり両手が使えなくてストックを持たない選手に厳しいコンディションだったという。

ここから先は僕の印象でしかないのだけれど、多くの選手がクラシカル特有の「溝の中」を走っていなかった。おそらくは気温上昇で溝の中は水が浮いてきてて、グリップワックスが効きにくい状態になってたんじゃないかと思う。

ストックで推進力を得られるならばその条件でも多少は補えるだろう。でもLW5/7の選手にとっては相当に厳しいということは容易に想像ができる。


そう思いつつクロスカントリーコースの映像を見ると、コース以外にはほぼ積雪が残っていないことがわかる。
1ヶ月前のオリンピックのときにはもちろん一面の雪景色だったわけだ。2月と3月はこうも違うのだ。コルティナのアルペン会場も積雪量はぜんぜん違って見える。

コース整備は万全に行われているんだと思う。
それでも「春の訪れに対してはどうにもならない」部分があるのではないか。

自然相手のスポーツだからこそ、よりよい条件や環境で競技を行ってほしい、そういう手立てはないのか、そんなことを思うのである。

オリンピックと一緒にやれるのがベストと思う。
それは難しいにせよ、オリンピック閉会からパラリンピック開会まで2週間の間隔を空ける必要があるのか。どうだい?


2026年3月11日水曜日

ひとむかし半。

今日はいろいろ思い出さなければならない日。

あれから15年。もう15年だという。

記憶がどんどん薄れていってしまうという点はもちろん気にかけておかなければならないのだけれど、個人的に、はたと気がついたことがあった。

あれから15歳、年齢を重ねたというその事実だ。

当時は若かったとは言わないけれど、引き算をしてみれば至極当然として「まだまだ」な世代だったように思う。
だが今はもう。

それはつまり何かあったときのリスクが増しているということなのかもしれない。

周囲に迷惑をかけかねない世代になっているのだということも肝に銘じておくという、心の備えもしておかないといけないな。

そんなことを思う3月11日である。



【ミラコル2026パラ】最高峰。

自分でもスキーはやるので、パラアルペンスキー競技は特に注目して見ている。

「あれどこのメーカーの板だ?」とかね(笑)。
アトミックとロシニョールとノルディカとブリザードが赤黒デザインで紛らわしい。相変わらずヘッドは潔いデザイン。ケスレー(今はケスレ)見つけるとちょっとうれしい(ハタチの頃に使ってたことがあるのです)。


・・・そうでなくて。何よりも思うのは「スキー上手いな~」である。
女子コンバインドの後半、優勝したスウェーデンの選手のスラロームは「どこに障害があるんだっけ?」って確認したくなるほど、ワールドカップ選手のような技術を見せてくれた。

実況によればクラスは「LW4」。つまり片足が使えないとか。
嘘や。ちゃんと板に圧が加わってスキーが前に走ってるやん。あんなんでけへんやん。

信じられない思いとともに、やはりここは「最高峰」の場なのだなと再認識した。

ちなみに、各競技のクラス分けについては「LEXI」https://lexi.global/ja/が詳しい(機械翻訳の日本語ページもある)。
パラアルペンのページは→こちら


【WBC26】捕らぬ狸の先発投手。

World Baseball Classics 2026 Pool C #4
Czechia 0-9 Japan○

準々決勝の相手はベネズエラかドミニカ共和国か。いずれにしてもメジャーオールスター打線なので、先発山本由伸というのは動かせないだろう。

問題は準決勝である。捕らぬ狸の皮算用である。

ローテどおりなら菊池雄星なんだけど、菅野智之のほうを推しておきたい。理由?ないよ(笑)。
ただ負けたら終わりなので、プールのときの内容のイメージは菅野のほうがよかったかなと。
菊池はむしろ決勝のほうがいい気がするし、もちろんQFの第2先発でもいい。

決勝、由伸にはブルペンに入ってもらいつつ(入るだけでも盛り上がるでしょ?)、先発はNPB陣から行かせてもおもしろいんじゃないかな。

岡本の代わりにサトテルを使うパータンはあるかな?

あと、とりあえずオオタニさんは早めにドジャースと交渉しておいてくれ。場合によってはクローザーで出てもらう必要がありそうなのよ(^^;


2026年3月10日火曜日

【ミラコル2026パラ】パラにも魔物がいるのか。

車いすカーリング混合ダブルス、ラウンドロビン最終戦。

前半4エンドを終わったとき、画面に表示されたTEAM JAPANのショット成功率は3割に満たなかった。
アイスが難しいというのはあるにせよ、日本代表にまでなる選手たちの本来の姿ではなかった。

あまりにも決まらなかった。決まらなさ過ぎて選手のふたりはある種のパニックになってたんじゃないかとさえ思う。ショット選択が素人の僕が見ててもおかしい。解説陣の「こうしたほうが」の常に真逆を選ぶような状態だった。道筋ではなく、手順ではなく、夢見がちなショットのように見えた。

「魔物に飲まれたか」


パラアルペンスキー男子スーパーG、座位。

森井選手のスタートは良かったと思う。最初のセクションはトップの選手よりも早かった。
この勢いを中盤のテクニカルセクションに、と思った瞬間だった。
突如滑走ラインが下に落とされた。

ちょうどドローンの映像だったので何があったかぜんぜんわからなかった。リズムが狂ったのか。
そしてそこでのミスは緩斜面の速度に直結した。次のセクションで2.5秒を失った。

正直彼がミスをするような場所ではないと思ったのだが。

「魔物の悪戯か」


そんな中、女子の村岡選手は――なんて言ったらいいんだろう――すーっと滑っていったような印象だった。
難コースコルティナの斜面も旗門も、あるいは魔物さえも手懐けたかのような――。

見た目の印象以上にタイムが良くて驚いたほどに。

パラアルペンスキー女子スーパーG座位、銀メダルおめでとうございます!!
金も狙っちゃっていいよ(小声)


2026年3月9日月曜日

アスフレスタイル。

このゲーム展開だよね。

得点が止まる時間帯があっても焦れない。まずはしっかり守る。
リードを許しても慌てない。丁寧に攻めることを忘れない。

そういうやり方が似合う。そう思えたGame1。
ジェスとかシモとかの献身的なディフェンスが強く印象に残る。

○東京Z 74-64 岐阜


Game2、すごく語弊やら誤解やらありそうだけど、何より良かったと感じたのは下田平のファウルアウト。
アクシデントから戻ってきたばかりにもかかわらず、縦横無尽に走り続け、必要なファウルは必要なものとして「僕ですファウルしたの」と手を上げ続けた。

それはつまり「献身」なんだと思うし、アスフレのスタイルを表現するひとつのキーワードなのかもしれないなと思う。

○東京Z 91-59 岐阜

そのスタイルを貫いた結果の快勝、といったら言い過ぎだろうか。

3Pがすごい数入ったことよりも、そっちのほうが僕はうれしかったりするのです。


【WBC26】さあマイアミへ。

ヒットも出ず、チャンスの形が全然作れなくて、エラー絡みで先制を許してしまい・・・・でもまるで心配しなかったなぁ。

「そのうち誰か打つでしょ」ぐらいの軽い感じで見てた。そして「ほら、吉田が打ったじゃん」と。

World Baseball Classics 2026 Pool C #3
Australia 3-4 Japan○

慢心ともちょっと違うんだ。少なくともこのプールにおいては日本ほど投手陣が充実しているチームは他になく、相手は交代すればするほど落ちてくると思ってたから(失礼)。

あ、それが慢心ってやつか(^^;


気持ちよく「さあマイアミへ」と言いたいところだけど、調子の良し悪しにかなりバラつきがあるようにも思う。チェコ戦をうまく利用しつつ再度調整していただき、もっといち観客を慢心させてほしい(笑)。


【ミラコル2026パラ】判定は正しかった。

パラスノーボード、男子スノーボードクロス、LL1クラスのビッグファイナル。

途中で順位を上げた直後、小須田が他の選手と絡んだ――スローで見ても引っ掛けられたのは小須田のほうだと思った。でもそれは贔屓目だ。

結果はRAL(Ranked As Last)。

本人が「やってしまった」というコメントを残しているとおり、直前のライン取りのほうが問題視されたということなんだろう。判定は正しいと思う。


本当に期待してたし、頂点まであると思っていただけに相当に悔しい。でも戦えてたのもまた事実。
まだバンクドスラロームがあるからね。そっちが本命だから。

まだまだ!!


2026年3月8日日曜日

初物もしっかり退けて。

われらが浦和レッズさん、初物には大変弱いわけです。
J1に上がってきた水戸ちゃんに初勝利をプレゼントしてしまうんじゃないか、そういう心配が試合前にはありました。

そして・・・向かい風にも苦労しつつ水戸ちゃんの勢いに飲まれかけて、心配が現実になってしまうのではないか、そんな展開の前半だったのですが。


空中が使いにくいならグラウンダーで。そんな感じでじわじわ押し戻すことができた時間帯に、もはや“エース”と呼んでいい肥田野の先制点が!!

肥田野のペナ内での落ち着きはもちろん、あの場面でゴール前でアシストしたのが柴戸だったり、とにかく昨年見られたようなCFがペナで孤立みたいなことが少なくなっているのが今季のスタイル。それが形になったなりましたね。ナイスゴール!

○浦和 2-0 水戸

風上の後半になればもう心配なことはなかった。

渡邊→早川→照内という実に気持ちのいい追加点も取れたし。
直前の決定機を外して「あああーーー」って言ってるうちにゴールを取り直してしまう照内のメンタル(驚)。初ゴールおめでとう。

この流れ、しっかり続けていきたいですね。


【WBC26】右の大砲の存在。

第1戦終わりで「揺り戻しが心配」って書いたんだけど、第2戦はそれが現実のものになった。
菊池の調子、そして立ち上がりが今ひとつだとは思ってたけど、まさかあそこまで連打を食らうとは思わなかった。

その流れの中で直後に飛び出した鈴木誠也のツーランは「これで大丈夫」だと思えるに足る、大きな大きな一発だった。


そのあとも競り合うキリキリとした展開にはなったんだけど、僕はどこかで「もう大丈夫」って思ってた。主力が打ててるからね、得点が重なるのも当然って感じで。
伊藤大海が打たれたのだけは想定外(^^:

その意味では「快勝」だと思います。


その誠也が2-3(3打数2安打)、2HR(2本塁打)、BB(1四球)、4RBI(4打点)、2R(2得点)。
大谷さんが2-2、HR、2BB、RBI、3R。
吉田が2-4、HR、3RBI、R。

水物ともいえるバッティングで、主力がこれだけ活躍しているってのかなりの驚き。
加えて言うなら、この中に「右の大砲」が含まれているというのも打線の厚みという面で大きいと思う。
前回は岡本しかいなかったからね。

重ね重ね、誠也サンキューな!


【ミラコル2026パラ】笑顔を見せて。

アルペンスキー、森井大輝選手にはぜひとも金メダルをと思っている。
長く日本のパラアルペンスキーのトップとして活躍し続けている彼は今大会が6大会目のパラリンピック。銅メダル1、銀メダル4、そして金メダルがない。

特に高速系に強みがあるのでダウンヒルには期待してたんだけど、コースが厳しかったな。
小さなうねりが連続する感じでチェアが完全に弾かれてしまった。
なにせチェアの選手は半分もゴールできなかったからね。その意味では鈴木選手の入賞はお見事!!

運の要素も強かったとは思うけど、そこまで悪くなかっただけに非常に残念。
次のスーパーGでこそ笑顔が見たい。


笑顔と言えば。車いすカーリングの混合ダブルス
競技特性もあるし本人たちのキャラクターもあるんだろうけど、単純に「もう少し笑顔が見たい」と思う。
まだまだ上への可能性は十分あるので、まずは楽しんでもらいたいなと。


2026年3月7日土曜日

【ミラコル2026パラ】可能性の目撃者。

オリンピックの閉会式が行われたヴェローナでパラリンピックの開会式が行われる――ひとつ象徴的だなと思う。

組織委員会のトップのスピーチにもあった。『スポーツの祭典である』と。
障碍者という前提は確かに重要ではあるし、レガシーになれば素晴らしいことだと思うけれど、こと競技についてのみ考えれば、その枕詞は必要ないんじゃないかとも思う。

オリンピックとなんら変わらず、この祭典を目に焼き付けようと思っている。
スポーツの可能性の目撃者に。



【WBC26】快勝発進。

テニスとバスケ(と映画)のためにWOWOW。
JリーグのためにDAZN。
NBA(と送料無料)のためにAmazon Prime Video。
BリーグのためにバスケットLIVE。
ボクシングのためにLemino(PPVだけど)

そしてついに、ベースボールのためにNetflixを契約してしまいました。
大会終わったら解約すっからな、ここぞとばかりにドラマ見ないとな!!


World Baseball Classics 2026 Pool C #1
Chinese Taipei 0-13 Japan○

大谷さんグランドスラム、完封リレー、7回コールド・・・・こんなにうまいこといく?

なんか揺り戻しが心配になるほどに。杞憂であればいいんだけど(^^;

山本由伸はまだ調整段階って感じだったね。コントロール、特に高低が安定しなかった印象。まあアメリカ行ってから本調子になってくれればヨシ。


Netflix見てて、実はコレ(↑)が一番気になった。ストライクゾーン、もう少し高いところまであるよ、という気持ち。


2026年3月6日金曜日

【ミラコル2026パラ】はっじまるよー。

タイトル、『ミラパラ』にしようかと思ったんですが(語感はいい)、あとで検索するときにややこしくなりそうなので、『ミラコル』に『パラ』を付けることにしました。


ミラノ・コルティナパラリンピック、いよいよスタートでーす!!
「オリンピック休戦」はありませんか?・・・そうですか(悲)

開会式は今夜ですが、すでに競技は始まっています。
車いすカーリングの混合ダブルスのラウンドロビン(総当たりリーグ戦)。

TEAM JAPANはここまで1勝2敗。特に負けたゲームの内容が良くなかった――特にテイクの確率が悪かったように思います。アイスの状態が読み切れてないのかなぁ。
加えて相手のショット成功率も素晴らしかった。

わずかな調整だと思いますのでまだまだここからの巻き返しに期待したいと思っています。

・・
・・・

さあ、また寝不足の日々が始まりますよ。楽しみ楽しみ。
ガンバレニッポン!!


翳りゆくひと。[139]


[139]

遺産分割協議書の内容に問題がなさそう、ということでわたしはいよいよ相続の手続きを開始した。もう8月末、あれからすでに1ヶ月半が経過している。

取り掛かったのはマサさん名義の口座のある金融機関のサイトの巡回。検索するとそれぞれ「相続」のページがあることがわかった。当然と言えば当然か。

メイン口座のN銀行。
相続相談センターの電話番号が書かれていて、まずは電話しろということだった。

「相続の相談をさせていただければと」
『お悔みを申し上げます。それではこちらからご記入いただきたい書類、ご提出いただきたい書類のリストをお送りいたしますのでご返送をお願いします』

次はF銀行に電話。

「相続の相談をさせていただければと」
『お悔みを申し上げます。ホームページはご覧いただいているかと思います。そちらの内容を確認いただき、書類をひととおりお持ちいただければと存じます。店舗のほうの予約を取らせていただきます。ご都合はいかがでしょうか』

M銀行はウェブ上に届出ページがあった。ひととおりの入力を終えると、あとは郵送でのやり取り、ということのようだ。

基本的には現金化が終わっているものの少しだけ「何か」が残っているSN証券の口座についてもウェブ上で届出を行い、確認書類をアップロードした。
先方から確認のメールなどが届き、あまり頭を使わずに言われたとおりに手続きしていったら、無事相続が完了した――のだが、わたし名義の口座が作られていて、そこに「何か」が移動した、ということのようだ。
問題は何も考えずに手続したために、自分名義のアカウントにログインができなくなっている、ということだ。情けない話ではあるが、落ち着いたらコールセンターに問い合わせることにしよう。先送りだ。

Y銀行は窓口まで出向き、まずは口座の停止措置をしてもらい、相続関係の手続きのための書類は郵送で送ってもらうことになった。

さて、土地はどうしよう。マサさんの実家の近くに点在する小さな土地については、やはり売却の際に手続きをしてくれた現地の司法書士に依頼するしかないか。
せっかく打ち合わせをしたにもかかわらず古い内容で契約書を作成された経緯があるのであまり信用はしていないのだが、ほかに伝手がない。

『土地の売却の際にはお世話になりました。その父が死去いたしまして、土地の相続の件で諸々お手続きをお願いしたいのですがご対応可能でしょうか』

口が裂けても信用してないなどとは言えない。平静を装ってメールを出した。

あとはゴルフ会員権か。

そうこうしているうちに、生命保険が入金された。
運用されていたものもあったようで、予定よりも額面が大きくなっている。ありがたい。

138<[翳りゆくひと]>140


2026年3月5日木曜日

沿線ぶらりさんぽ ~都営三田線編~

本格的なさんぽシーズンの到来を前に足慣らしのつもりでぶらりとしてきました。

今回歩いたのは都営三田線沿線。なぜ三田線かというと・・・特に理由はないんですけど、最近息子2号がこの沿線に住み始めたのでちょびっと気になってたというのはあるかもしれません。

スタートは目黒線さんぽ南北線さんぽでも訪れた目黒駅[I01]です。

地下鉄なんで実際に線路は見えないのですが、大半は大通りの下を通っているのでルートは明確です。ところどころ線路がぐいっと曲がるようなところは地図を見ながらできるだけ線路に近い路地を進む、という方針で歩きました。
桜田通りの魚籃坂下のあたり、内堀通りから白山通りに入るとこ、志村で中山道を離れるあたり、とかですかね。

桜田通り、日比谷通り、白山通り、中山道・・・・過去に歩いてきたところが多いのですが、それでも久しぶりだったりすると懐かしさみたいなものも感じますし、町がどんどん様変わりしているのでそれなりに新鮮さも感じたりします。要するに、楽しい!


折しもこの日は東京マラソン2026の開催日(ちなみに東京マラソンのコースも歩いたことがあります私→こちら。田町(三田[I04]駅前)の折り返し地点からゴールの大手町[I09]まで、日比谷通りは、それはそれは大人数の係員・スタッフ、ボランティアの方々の準備でごった返しています。
僕はただ歩道を歩いてただけなのですが、真っ赤なウインドブレーカーを着てたせいか、なんらかの関係者と間違われていたような気もしないでもなく(^^;
普通に準備中のゴールエリア通過できたし、「一般の方の通行は制限させていただいています」の中も歩けたし。

神保町[I10]の交差点では選手の皆さんを応援することもできました。がんばれー。
交通規制があって水道橋[I11]駅前で外堀通りが渡れなくて迂回されられたのはご愛敬。

白山[I13]巣鴨[I15]のあたりから板橋区役所前[I18]にかけては信号の数が少なくて(私調べ)、さんぽコースとしては抜群です。てくてくてくてく、と進んでいきます。
板橋区役所前の仲宿交差点は先日さんぽした山手通りの終点でしたね。

中山道最初の難所と言われた清水坂(志村坂上[I21]のあたり)で中山道から離れ、そして三田線は地上に現れます。
となれば地図はもう不要。高架の近くをきょろきょろしながら進んでいくだけです。

それにしても高島平[I25]ですよ。

たぶん初めて来た土地だと思います。知識としては知ってましたが、あの団地・マンション群はとんでもないですね。大きさ、数、僕の文章力では説明ができないです(^^;

あそこに住む人たちがみんな三田線に乗るんでしょうか。すげぇ混みそう。
酔っぱらって帰ったら家にたどり着けない自信がありますよ(笑)。

ところが新高島平駅[I26]を過ぎるととたんに団地がなくなって、戸建ての住宅地に町が変貌します。「団地はここまでです」って何か決まりでもあるかのように。

というわけで終点、西高島平駅[I27]に到着です。マラソンを走る選手には到底及びませんが、そこそこ歩いたようにも思いますので、今日はここまで。
歩いたルートを各駅停車で戻りましょう。


一応全駅は通過しております→証拠写真はコチラ
ランチは志村三丁目駅前の家系らーめん。店はガラガラだったのに案外うまかった。さすが菅野製麺所。


2026年3月4日水曜日

幸せの基準。

以前はよく通っていた店に、すごく久しぶりにランチに行った。
カウンターに座り、メニューを見ると以前と変わらない値段だ。以前と同じように「自分なりのいつもの」を頼んだ。

もともと周囲よりも少しばかり高級価格帯の店だったけど、味は文句なかったし、その価値は十分だと思っていた。
今は周囲の店の値段が上がったことで相対的に平均的な価格になっている。

「右側から失礼しますね」

定食の四角い盆がカウンターに置かれて、少なからず驚いた。

お盆の上がすかすか。以前はあったいくつかの小鉢がひとつになってる。
メインの皿の付け合わせも申し訳程度しかなく、彩りだった小葱も散っていない。皿の上もすかすかに感じる。

何よりメインそのものが・・・。


支払いをすませて店を出て、歩きながら考えた。話が大げさになるけれど、「以前と同じクオリティで値段が上がっていたのと、どちらが幸せだっただろうか」と。

ランチの時間は大事な時間ではある。
一方でお財布の中の残高も重要だ。

僕は今日、いったい昼ごはんに何を求めたんだろう。

・・・なんて大仰なことを考える昼休みである。


2026年3月3日火曜日

自宅トレーニング[シーズン3]#41

月末に計測したところ、一瞬ドキっとするほど体重が増えてました。
間違いないか体組成計に乗りなおしてみたのはナイショだ。

ただ今月もトレーニングの回数はちゃんとできていたし、そもそも日々の計測だと体重は乱高下している――場合によっては2日で1.5キロ近く上下しちゃう――のでほとんど気にしてはいません。

・・・いや、やっぱり少し気になってるか(苦笑)。

自覚症状が出るほど腹が出た、みたいなこともないので、体組成計の故障を疑ってみてるなどしている今日このごろであります(笑)。引き続きトレーニングがんばります。


【2026年2月度】
加圧トレーニング:4回[自宅トレ通算287回]
寝起き素振り:18回
月間さんぽ歩数:約27万歩

計測
前月比:  体重+1.2kg 体脂肪率-0.2pts
前年同月比: 体重+0.2kg 体脂肪率-1.8pts
2013年7月比:体重-6.6kg 体脂肪率+3.9pts

血液検査
なし

先月のトレーニング→コチラ


2026年3月2日月曜日

フィジカルは売り切れました。

対ブロンコス。それはつまり京浜東北線の主権争いでもある(違)。

Game1、2Q。増子の3Pで26-22と追い上げムードのところで相手のタイムアウト。残り6分、「早いな」と思ったが、これが功を奏した。ただし埼玉にとって。
気がついたら39-22っすよ。13点いかれましたよ。こっちゼロっすよ。涙涙涙。

そう考えると、つまり勝負になってたのは14分間ってことか(号泣)。

埼玉 98-69 東京Z●

ディフェンスは頑張ってるもののフィジカル差を痛切に感じるし(単純な体格差だけでなく人手不足も)、オフェンス面では正直「雑っ」って思うシーンが多発。「コームズさんよろしく、ひょいっ」ってパスはやめてあげて。
至極順当とも言える結果になってしまった。


その意味からするとGame2は「すごかった」とも言える。3Qラストまで競り合う展開にできたからね。

ひとつの要因は「びっくりするほど」入った3P。特に2Qは7/10っすよ。

ただ・・・増子が3点取ると相手も次のポゼッションで必ず3点取ってくるってのはなんなん?(2Qは6/8です。KJは4/4です)
そのせいで追いつくも追い越せず、ビハインドが1ポゼッション、2ポゼッションとじわじわ広がっていってしまったのが4Qという流れだったかと思う。

埼玉 102-86 東京Z●

4Qはホントにみんな疲れてた。フィジカル売り切れ。
ちょっと膝を曲げるとか、1歩加速してみるとか、そういうところが目に見えて動かなかった。
そして肉体の疲労は思考速度も奪っていく、そんな印象。
マリク、井手は30分オーバー。ジェレミーに至っては36分よ。そら苦しいわ。

残り12試合。5割ラインまで14勝・・・・。単純な引き算・・・・。


同日に行われた代表戦もディレイ観戦。
アスフレGame2と同じように追いかけながら競り合った展開で、そして逆転勝利。正直これは難しいと思った展開だったんだけども。
クラッチタイムに意地でもスコアしてくる斎藤とか渡邊のような選手、さすがである。もちろん羨ましくもある。

○JPN 78-72 KOR


2026年2月28日土曜日

ありえん。許せん。

ホームの開幕ゲームで、鹿島相手に、2点リードしてて。

●浦和 2-3 鹿島

満員の埼スタであんまり勝てない浦和レッズさんっていうジンクスはあるにせよ、いい形で進めていながらこの結末って受け入れ難い。ありえん。
鹿島に負けるの、単純にイヤなんだよ。許せんよ。


サッカーってつくづく流れのスポーツだと思う。完璧に見えた流れがあのアクシデンタルなハンドで終わってしまう。
ひとつの選手交代の結果が流れをつかみ取る場合もあれば手放す場合もある。

得点ひとつでさらに流れを得る場合もあれば、逆に委縮していうようになってしまう場合もある。

頭では理解できる。だがこの結果はありえん。許せん。


2026年2月27日金曜日

翳りゆくひと。[138]


[138]

手元にそろった保険会社の書類をテーブルに並べる。委任状やら何やら、あっちゃん本人の自筆が求めれている箇所が数多い。
代筆してしまうことも正直考えないではなかったが、やはりその選択をするわけにはいかなかった。何しろ決して少なくない金額の話なのだから。それはつまりあっちゃんの近未来の話でもあるから。

書類のコピーを取り、ラインマーカーで記入箇所に印をつけ、サンプルを作成する。
これと同じことを書いてくれればいい、という見本づくりだ。
ひととおり準備し、グッドライフの相談員のマツイさんに郵送した。

「父の保険金の請求のため、母の自筆が求められています。見本を用意してありますので同じように記入してもらえれば。お忙しいところ申し訳ありません。特に急いではいませんので」

そう書き添えた。
あっちゃんの今の状態なら、どこに何を書くかまで指定されていれば、書くことそのものはできるだろう。
グッドライフのみなさんも事情は十分にわかってもらえているはずだ。待つしかない。

A保険の入院保険の請求には医師の診断書が必要とのことで、指定の診断書書式が送付されてきた。

「父の診断書のご記入をお願いいたします。費用が発生することは承知しておりますので、ご請求ください」

返信用封筒も入れてよしだ内科病院に郵送した。こちらもよくある話だろうから返送を待つだけだ。

およそ10日後、グッドライフから待望の返信が届いた。

『お母様は問題なく記入されてました。不備がありましたらまたご依頼ください』

問題なく記入できた、というメモに、こちらの不安を理解してもらえているということがわかる。ありがたい話だ。

戻ってきた書類のチェックを行った上で、まずはM保険に書類一式を郵送した。何か不備があれば言ってくるだろう。

K保険の手続きには、必要書類を受け取ったときと同様に窓口まで出向いた。

「今日はお時間は大丈夫ですか」
「はい、まあ大丈夫です」

本当はあまり時間があったわけではないが、ここは静かに待ったほうがいいと判断をした。
何度かの「確認してまいりますのでお待ちください」の後、生命保険、入院給付(最大120日分)、すべての手続きが完了した。

「1週間程度でお支払いさせていただきます」

窓口を離れるときには時計の長針が1周半回っていた。

そういえばと思い出す。
よしだ内科に診断書の記入を郵送で依頼してからもう20日近く経つ。催促をしておくか。

「先般診断書の記入のお願いを郵送でお送りしたのですが、届いているでしょうか」
『はい、つい先日届きました』

少なくとも2週間前には届いていたはずなのだが。

「お忙しいとは思いますが、よろしくお願いいたします」
『先生にお願いしておきますので』

まるで処理が進んでいなかったようだが、途中に夏季休暇があったからからな。しかたがない。

137<[翳りゆくひと]>139


2026年2月26日木曜日

ゲームの王国。

小川哲「ゲームの王国」を手に取る。まずは分厚い上巻だけを買った。

舞台はカンボジア。そして時代はかの「だいぎゃく■つ」のあった、あの時代だ。
カンボジアの近代史、それを背景とした大河ドラマなのだなと思った。ちょうど「地図と拳」が満州のそれであったように。

序盤、少年少女が登場する。彼らが「未来」であり「希望」なのだろうと想像する。
だがそんな未来よりも、そこに表現されている今があまりに恐ろしかった。

これはホラーだ。
人々の生活にある現実が、そして人が反体制というものに向かっていく思考の過程がホラーそのものだと思った。

あまりに恐ろしく、上巻でやめてしまおうと何度思ったことか。
人間関係も複雑すぎるようにも感じていたし。

だけど気がつけば物語に吸い込まれているようだった。これをホラーと呼ばずしてなんという。

いや、この小説はSFにカテゴライズされていたはずだ。ハヤカワだしね。
ただここまでサイエンスの欠片も見えないのだけど――下巻を読まない選択肢はなくなった。


下巻冒頭、それまで時系列順に進んでいたストーリーに「断章」が現れる。
たとえば映画で、冒頭にクライマックスが描かれ、そのあとにクライマックスに至る物語が描かれる、そんなものにも似て。

ボーイミーツガールなのかと思っていた「彼ら彼女ら」の「未来」がそこにあった。
大河ドラマの最終回のような未来が――いったいどうしてそうなった。疑問が湧き上がる。

その最初の数ページで、下巻を手に取って間違いじゃなかったとそう思った。思わされた。
そしてポル・ポトの時代が終わっていたことに安堵している自分がいた。

・・
・・・

ゲームが成立するのは、ルールを守ることが前提になっているから。
社会的なルールを作る人、それはイコール政治家という存在。
とにかく作中こき下ろされる存在である政治家ではあるが、だけどそこに鍵があるのか?
まるでミステリのように読み進む。

強引に読み解くなら、人の記憶の曖昧さと儚さ、それゆえの大切さ、だろうか。

個人のルールが記憶によって作られるとするならば、その危うさ。危うい土台の上に作られる人生。その集合としての社会。脆い。

『彼はルール違反をなくすために、ルール違反そのものを原理的に不可能にしたんです』

だんだんわけわからなくなりつつ読んでいたのだが、ああああああっと、結末に首肯している自分がいる。
やっぱりボーイミーツガールだったのかも、とも思う。

すごかったー!!でもとにかく難しかったー!!(苦笑)


2026年2月25日水曜日

ジェダイの物語、大団円。

今回今さらながらに見てみた映画は「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」です。いわゆるエピソードIXです。


エピソードVIIIのときのブログを読んでいただくとおわかりいただけるかと思いますが、正直あんまり期待してませんでした。『ここまで来たのであと1作ももちろん見ますよ』と書いたとおりの、ある種の義務感というか、一応区切りはつけないとねという気持ちでした。

そんな大前提があったもんで、映画を最大限楽しむために、過去作のことは考えないように、できるだけこの作品単体を楽しもうと思ってました。

そういう気持ちで見れば、さすがおもしろい映画だぜって思ったし、ラストエピソードとして(なんかディズニーが次を作ろうとしてる噂も聞いてますが。やめとけ)ちゃんと着地点に向けて進んでいって、ちゃんとゴールしたねっていう感想です。
レイの最後の「名乗り」のセリフまで想像できちゃうレベルで安定(笑)。

ゴール地点が決まってるせいか、すごく展開がスムーズで「負けちゃうかも」みたいなストレスがなくて、旧作で活躍した俳優さんたちもカメオ的に出演して、スター・ウォーズの「血縁の物語」らしさもあって。おもしろく楽しく見させてもらいました。本当よ。本当に。

大団円、お疲れ様でした。
しつこいが次回作作るなよ、ディズニー。


2026年2月23日月曜日

【ミラコル2026】五輪ラストデイ。

ミラノ・コルティナオリンピック最終日。いつものように一日中テレビとモニターを並べて過ごす。

TEAM JAPANのラストはクロスカントリースキー50km女子マススタートクラシカルの土屋正恵選手。


女子初の50kmレースをしっかりとしたタイムで完走したこと、快挙以外の言葉が見つからない。テレビに向かってスタンディンクオベーションしてしまった(^^;


画面の中ではカーリング決勝、アイスホッケー決勝、“いかにも最終日”な競技が進行していく。劇的な“ゴールデン”ゴールで全競技が終了し、そして閉会式の時間がやってきた。

「ね、ねむい・・・」

もう少し感動的なことを考えればよかったんだけど頭の中の8割ぐらいはそればかりで、残りの2割がTEAM JAPANの選手たちが「楽しそうでよかったよかった」だった。
オペラのことをぜんぜん知らないのが眠気をさらに誘う(笑)。

さあ、乱れに乱れた生活リズムをしっかり取り戻しつつ、パラリンピックに備えましょう。

選手のみなさん、スタッフ、関係者のみなさん、お疲れ様でした!!

大会期間中の私のXへのポスト→こちら


2026年2月22日日曜日

ヤバイ前半イイ後半。

ボールは持つ。じわじわ攻めて相手にボールが渡ったらプレス。ラインも高く。奪ったら縦に早く。コンセプトとしては非常に近い相手なのかなと感じた。戦術的なミラーゲーム。

だが特に前半は、相手のほうが多くの場面で上回っていて、これはマズイなと。

がそれが後半、特にウイークポイントになってた左サイドバックから右サイドバックへのクロスで見事な先制点が生まれるのだがらサッカーは難しい(嬉しい)。


終わってみたらある意味完勝だったりするのだもの(^^;


去年はラインが低かったからワントップが時間を作ってくれないと攻撃がどうにもならなかったけど、今年の形ならむしろどんどん裏を狙ってもらったほうが相性はいいのかもしれない。
その意味で松尾のケガ痛いけれど、肥田野や二田がいいアクセントになれている気がする。
そこにイサークや小森が最終的に絡んでいく、みたいな形がより厚みのある攻撃につながりそうな期待感がある。

早川はワンチャンス、モノにしたねぇ。彼の活躍は本当にうれしい。

ところで・・・ボールを刈り取り、前線やポケットに顔を出し、まさに獅子奮迅な活躍だった柴戸・・・ケガなの?それは困るよ・・・。


【ミラコル2026】幸せの時間。

“オリンピックは周りの人たちを幸せにする”

今大会のアルペンスキーチームのコーチの言葉である。
ネットニュースにもなったからご存じの方も多いかな。ソースは河野恭介コーチの妻、カーリングの吉田知那美選手のインスタ→リンク

この文脈に応援するファンは含まれているのかどうかわからないけれど、でも少なくとも僕は「ああ確かに。こんなに熱くなれるなんて結果はどうであれ幸せなんだろうな」と思った。


この日もしっかり応援できた。幸せだった。

フリースタイルスキー男子スキークロス
期待してなかったというと失礼になるが、驚きとともに応援した。


フィジカルコンタクトさえありうるこの競技で世界の決勝である。決勝4人のうち3人にメダルなんて状況がめぐってくるなんて!!

結果は残念だったし本人も悔しそうだったけど、5本目のレースでもう動けなかったかなというのが画面から受けた印象(サイズがない分動かないとならないからね)。僕は納得の4位入賞である。

・・
・・・

スピードスケート女子マススタート


佐藤綾乃選手は冷静にレースを進めながら、残り1周のタイミング、競輪でいうところのいい「番手」につけたと思ったんだけど、その番手争いの中での出来事だった。

あの数秒、「行ける!」から「あああっ」と感情がジェットコースターだった。
選手にとってはつらい結果だろう。でも、あれだけ感情が動いたことは、僕にとってやはり幸せなことなんだと思う

幸せを運んでくれたすべての選手のみなさんに、感謝なのだ。


2026年2月21日土曜日

【ミラコル2026】ここに掴みにきたんだ。

♪どうしても どうしても 残ったのはそれだけ ご褒美は大丈夫だよ ここに掴みにきたんだ


スピードスケート女子1500m
2位も20位も関係ない。1位のみを目指していた。1位のみを掴みにいったレースだったと思う。全身全霊で掴みにいったからこその積極性。それしかなかった。

1100メートルを通過したところでそれを掴み損ねてしまったのかもしれないけれど、本気で挑むとはどういうことか、その姿勢を見せてもらった気がしている。
結果云々じゃなく、本当にすごい選手だ。それだけだ。


隣町ダービー。

「城南ダービー」という言い方がいいかどうかはわからないけど、ご近所との対戦である。
個人的には負けちゃいけない、と思う。

品川 65-77 東京Z○

勝ちました!(喜)
オリンピックと2画面体制で見てたので正直細かいところまでじっくり見たとは言い難い(ファンの風上にも置けませんな)のだけど、「快勝だな」と思ったポイントは失点数。

1Qから3Qまでそれぞれ14失点。毎度毎度書いてるけれど、これがウチのゲームじゃないかと僕は思っている。こういう失点を抑えた試合を続けていきたい。
4Qについては試合の趨勢が決まった後なので25失点は気にしてない。むしろ余裕ありきの小熊投入のほうを喜びたい。


品川 78-65 東京Z●

負けました(悲)。
最終スコアが前日とまるで逆になってしまいました。
1Qが20失点、2Qが15失点とここまではよかったんだけど、3Qの27失点が大きすぎた。
13点しか取れなかったのも痛かったですが、それはある意味いつものことで(泣)。

連戦というのは8Qを連続して戦うわけで、対策も対応もされるからずーっとうまくいくのは難しいんだろうね。僕は簡単に「続けていこう」って言うけれども。なんかごめん。

さらにこのゲームでは#3、#5、#14、#51とチームのコア不在で、フィジカル的な問題も露見したかもしれないしね。悔しいけれど受け入れるしかないのかなぁ。

受け入れたくはないけれど。

*  *  *

PO進出想定ラインの5割まで12勝。残り試合は14試合。まだまだあきらめんよ。


2026年2月20日金曜日

【ミラコル2026】万感。

最後のシーズンと決め、挑んだ最後のオリンピック。フィギュアスケート女子シングル坂本花織の最後のフリースケーティングは、本当に万感の思いを込めた愛の賛歌だった。もちろん当事者ではないから心の奥底まではわからないけれど、少なくともいちファンとしては「万感」以外の言葉が見つからない。

3Fがリピートになってしまったこともコンビネーションジャンプが抜けることも、すべて飲み込んだ上で表現を優先したかのような美しい構成だった。
頂点まであと2点だったからなぁ。たらればを思わないではないのだけれど、プログラムコンポーネンツ74.84という高スコアがひとつの勲章だ。

シンプルに金メダルを目指すなら、もっと自分に矢印を向けててもよかった。彼女の立ち位置ならそれをとがめる理由もない。
でもかおたん(彼女の愛称は「かおちゃん」なのだけどわが家ではなぜか「かおたん」になっている)はそれを選ばなかった。
団体戦での素晴らしい演技はもとより、チームを鼓舞しつつ、すべての競技の応援に駆け付け、時に涙し、後輩を労い、あげく表彰台では周囲の面倒を見て。

関西の陽気なおばちゃん然とした立ち振る舞いは、TEAM JAPANにとってまぎれもなく太陽だった。“やかましい太陽”だけどね(笑)。

銀メダルおめでとう!


万感と言えば、ともに6大会目の冬季五輪となるスノーボードの竹内智香とノルディック複合の渡部暁斗も「ラストダンス」となった。

渡部の最後のレース、団体スプリントは、山本がまさかの「もらい転倒」でメダル争いから脱落する結果となって、本人の言う「季節外れの桜」は咲かなかったのかもしれないけれど、最後の一滴まで絞り出したように見えたレースだったと思う。最後の一葉、かな。

坂本だけでなく、ふたりにもたくさんたくさん楽しませてもらった。
本当にお疲れ様でした。


翳りゆくひと。[137]


[137]

8月最初の週末、まずは遺産分割協議書の作成に取り掛かった。

相続人はあっちゃんとわたしのふたりだけ。なので基本的には半分半分にすればいいことになるが、細かく正確に1/2にする必要はないだろう。
遺産のおおよそ6割強を占めるマサさんのメインの銀行口座を丸ごとあっちゃんの分として、残りの細かいものをすべてわたしが継ぐ、という形にしてみた。
あっちゃんが今後必要になるのは老人ホームでの生活費、つまり現金だけだろうし、マサさんのメイン口座はもともとふたりの生活費が引き落とされていた口座だから理にもかなっている。

逆にマサさんの実家周辺の細かい土地やほぼ残高のない証券口座などは二段階相続になるほうがよほど手間なのですべてわたしが直接相続しておいたほうがいい。

ここまで決めてふと思う。マンションの売却がマサさんの生前に終わっていてよかった、と。

協議書の最後には、ひな型に則って『上記以外の被相続人にかかる遺産が新たに発見された場合』はわたしが相続するという文言も添えた。
以前通帳のない銀行口座が見つかったこともあった。そういうときの対策になるだろう。

ひととおり書き終えたところで念のためSS社ウチコシ社長にメールで送付し、チェックを依頼した。

次にやることは、と。

老人ホームの「施設サービス計画書」の内容を確認し、グッドライフへ返送。
あわせて、入居費用の口座振替依頼書に再記入、あっちゃんの口座の正しい印鑑を押印してこちらも郵送した。あっちゃんが日々読んでいる新聞代の口座振替依頼書も同封した。

あっちゃんの医療保険、過払い金返還請求の届け出を提出せよという郵便が届いていたので、記入をした。
おそらくではあるが、マサさんの死亡に伴って医療保険が安くなり、結果として過払いが発生している、ということなのだと理解をした。
よく考えたら、過払いが発生しているのだから、勝手に返金してくれればいいのに、わざわざ請求書を作成させるというのは、デジタル化いまだ道半ば、ということだろう。

それから香典返しも手配した。いろいろ考えるのも難しいので、カタログギフトをネットショップ――といってもある程度の箔が欲しかったのでデパートのオンラインショップを利用した。同じシリーズで価格も選べるのはありがたい。
差出人はあっちゃんとわたしの連名にした。

少しずつ少しずつ、できることからひとつずつ。

その週の半ばは、年金事務所とのアポイントがあった。

事前に何度か提出書類については確認をしていたのだが、やはりよくわからない、記入できない部分が出てきてしまった。それについてはある種開き直ってわからないことはわからないまま、ヘタに適当に記入するのではなく空欄のまま持ち込もうと決めた。

結果的にその判断は正しかったと思う。
マンツーマンで対応していただいた係の方は、こちらの疑問にひとつひとつていねいに対応していただけたし、さらに言えばこちらの事情も十分に理解してもらえたので、ある意味「はい」と言っているだけですべての手続きが完了してしまった、そんな印象だった。

持ち込んだ住民票除票、戸籍謄本といった原本は、その場でコピーを取って返却してもらった。ではコピーでもいいのかというとそうではなく、あくまでも原本を確認した、その控えとしてコピーを取った、ということらしい。意味はわかるが、少しばかりもやもやした気持ちも残る。

書類の提出を終え、最終的にあっちゃんがもらえる遺族年金と未払い分のおおよその金額も計算してもらえた。
そうか、この金額ならあっちゃん本人がもともともらっている金額と合算すれば、潤沢ではないにせよ今後老人ホームでひとり暮らしていけるはずだ。

そのことがわかったというのは、とても大きい。

ちなみにこの遺族年金、あっちゃんが自分自身の年金を受け取っている口座ではなく、老人ホームの利用費用が引き落とされている新たなメイン口座を受取口座に設定した。あっちゃんの生活はマサさんに払ってもらう、そんなイメージだ。

136<[翳りゆくひと]>138


2026年2月19日木曜日

【ミラコル2026】届かなかった場所。

スノーボードスロープスタイル、男女合わせて金銀銅!!


いやーすごいねー(語彙喪失)。
この結果、やはり精度、完成度、流れ、スタイル(オリジナリティ)が本当に重要な競技なんだな、と改めて認識しました。おめでとうございました!!
村瀬さんの3本目、ジャンプセクションはとんでもない出来でしたが(f-T-12-Iは10点満点!、b-10-Muも9.10)、スコアを見るとジブセクションでの取りこぼし(セクション1が4.7)がメダルの色を変えてしまったことが明確にわかりますね。深田さん、まちがいなくゴールドに値するすばらしいランでした。


大喜びする一方で、僕の心の中にはちょっとした棘が刺さってました。

ビッグエアのときの僕(↓)

スロープスタイルのときの僕(↓)

岩渕麗楽選手。あとほんの少しというところまでたどり着きながら、ついに今回もオリンピックのメダルに届きませんでした。

8年前の4位から始まった五輪の物語は、4年前のスノボの未来を提示してくれたあのトリプルアンダーフリップにつながり、そして今大会・・・・。
彼女にこそメダリストになってほしかった、そういう思いが強く残っています。
そのあたりの話は4年前のブログにも書いてます→「【Beijing2022】未来を空に描いて。

お疲れ様でした。勝手に夢を見させてもらいました。ありがとうございます。今はそれしか言葉がありません。

・・・というわけで今回も貼ります。タイトル「彼女とスノボなう」です(↓)。


フモフモ編集長も岩渕さんのこと書いてました。首がもげるほど頷いたわ→リンク


2026年2月18日水曜日

【ミラコル2026】レジェンドたちの冬。

ノルディック複合個人LH、後半クロスカントリー。
4周回目を終えて渡部暁斗がスタジアムに戻ってきた。
順位こそ19番目だが、大歓声が起こった(ように聞こえた)

味わうようにゆっくりとスケーティングしながら暁斗はスタンドに向かって手を振っていた。

欧州の観客は知っていたのだと思う。
彼が長年コンバインドの世界で活躍してきたことを。そしてその日本のレジェンドが今シーズンで引退することを。

テレビに映ったそのシーンはほんの数秒だったけど、競技人生の長ささえ感じてしまう、胸に深く刻まれた瞬間だった。

いや、まだ終わりじゃない。団体スプリントが残っている。レジェンドのオリンピックでの最後の活躍を目に焼き付けようと思う。2月19日日本時間18:00からSJP。

・・
・・・

このノルディック複合がオリンピック競技から外れるかもしれないという話が出ているという。
瞬発力と持久力、勇気と忍耐という相反する能力を求められるキング・オブ・スキー決定戦やぞ。それこそ競技そのものがレジェンドなんだぞ。愛はないんか。ぷんすか。


TEAM JAPANに冬季最多の19個目のメダルがもたらされた。いやっほぅ!
スピードスケート女子団体パシュートの銅メダル。
QFでトップに出ることが金メダルへの道筋だったと思う。その意味では少し残念だけどSF敗退からよく立て直したと思う。

くしくも髙木美帆が得た10個目のメダルだった。
ひと口に10個って言うけどさ、冷静に考えるととんでもないにも程がある(笑)。

そうなんだよなー。めぐり合わせっていうのか、やはりレジェンドのところにこういう役回りが回ってくる(天候が問題なければおそらく別の競技で19個目が取れてたはず)。

勢いはしっかりついている。あとはレジェンドの最終ターゲットで頂点を目指すのみ。
女子1500は2月21日日本時間0:30(20日24:30)から。

・・
・・・

解説の菜那さん、実況席からウイニングラン中のチームに「あやのーあやのー!!」って手を振るとか、フリーダムすぎて楽しすぎる。


2026年2月17日火曜日

【ミラコル2026】これがオリンピック。

五輪に棲むは神か魔物か――。

フィギュアスケートペア
ショートプログラムが終わったとき、魔物が出たと思った。三浦璃来・木原龍一組の最大のストロングであるリフトで飛び出した大きなミス。あんなミス、僕は見たことがない。
マリニンの例を出すまでもなくフィギュアスケートにミスは付き物とはいえ、まさかの結果だった。

フリーでの逆転はもちろん期待もしていたけれど、たかが7点、されど7点差。群雄割拠のペアで苦しいことには間違いはない――そして。

オリンピックは時に神が舞い降りる瞬間を見せてもくれる。

ノーミスというだけでない。世界最高得点というだけでもない。
りくりゅうペアが見せてくれた演技は、あのソチの浅田真央と並び称されるであろう伝説のフリーになった。

実力以上の結果とは言わない。だけどその実力の限界を見せてくれるのもオリンピックの奇跡だ。

本当に感動したよ。これぞオリンピック。

オマケ。
  • 木原をペア競技に導いた張本人のなるなる(=高橋成美さん)が実況席で「神!」って叫びながら号泣してたの、妙にほっこりした。
  • インタビューでも言ってたけど、三浦さんが「泣きじゃくる龍一くんのおねえちゃん」だったねぇ。かなり年下なんだが(^^;
  • 毎度あのふたり見るたび「付き合っちゃえばいいのに」と思う。表彰台でプロポーズとかしたら日本中が祝福するのになんて思うけど、実際に木原が「付き合ってください」って言ったら三浦さんが「ごめんなさい」とか言いそうで(笑)。

その数時間前、山では天候という気まぐれな魔物が現れていた。

アルペンスキー男子回転
1本目は視界不良の降雪。出場90人のうち半分以上がゴールできないという悪条件(イタリアのセッターが意地悪だったという説もあるが)。
なのに2本目は晴れてるんすよ。好条件のレースバーンになっていいスタート順の選手(相原のことだが)に大きなメリットは出なかった。でも相原ナイスランだったよ!!

スキージャンプ男子スーパーチーム
最終ラウンドの残り数人というところでレースキャンセルで第2ラウンドまでの結果で順位確定。確かに天候の急変はとんでもなくて、視界不良はもちろん、激しい降雪でアプローチがまるで滑らなくなって、おまけに追い風が突然向かい風に。ここまで唐突に急激に条件が変わるなんてめったにないことだろうし、レースダイレクターもゲートの上げ下げだけで対応は無理って判断したんだろうな。
とにかく今のジャンプ競技は「可能なかぎり公平に」が旗印だから、その判断はしかたないと思う。
思うけど銀メダルがチラチラ見えてただけに悔しいのもホンネ。

悪天候で中止か否か――28年前、強行して4位から金メダルをいただいた経緯もあるので、受け入れるしかありませんな。因果応報?

これもまたオリンピック


2026年2月16日月曜日

【ミラコル2026】競技のエンタメ性。

ショート動画やらタイパ(あんまり好きな言葉ではないなぁ)やら、時代は何かと慌ただしい。

そんな時代にスポーツコンテンツもいろいろと変革が求められてきたんだと思う。
競技時間の短さ、パッと見で結果がわかりやすい、とかね。

そういう流れの中で生まれてきたのがデュアルモーグルなんじゃないかと思っている。
スピーディにガンガン進んでいくトーナメント方式はもちろんのこと、“採点競技に対戦型を取り込む”というほかにあまり見られないスタイルも、実に「今風」じゃないかと思う。

「こんなおもしろいモン、どうして今までオリンピックに採用してなかったのよ」って思った向きも多かったのでは?


いや、ホントおもしろかったよ。競技としておもしろかったのはもちろん、メダル争いも期待されてたし、何より堀島の「ひとりコント」がサイコーだったのよ。
ひとりコントってのはちょっと失礼かな。でもわが家では一家でげらげら笑わせてもらったのは実際のところなのでね。

  • 1/8ファイナルは「相手がDNF」でゴールすれば勝ちだってのになんか突然乱れての「スイッチでゴール」(笑)
  • ビッグファイナルでは攻めまくって(これはカッコよかった)最終的にセカンドエアをスルーして「スピード評価が5-0の圧勝」(大笑)

そういう「おもしろポイント」だけでなくて、隣のヤツには絶対負けるもんかみたいなアスリートの本能むき出しの限界突破なアタックは、シンプルに最高だと思うのです。
ラスボスに挑むわれらがヒーローな少年ジャンプ的図式も含め。
島川選手のQF、先にゴールされたけどもターン評価で勝利、なんてのもモーグルっぽくて良き。

大いに楽しませてもらいました。
エンタメとして優秀。おまけにシルバーメダルまで付いてきたんだもん、これで楽しくないなんてありえないでしょ!?

・・・堀島行真選手、銀メダルおめでとうございました!!


勝ち切れんのよ。

粘り切れないなぁと思う。
Game1もGame2も流れを引き寄せて「ウチの展開」にできる可能性はあったと思う。
でも勝ち切れないなぁ、という感じ。

東京U 83-75 東京Z●

東京U 81-65 東京Z●

いや、むしろ勝ち切れないことに慣れてきてるように感じるのは僕だけだろうか。

ひとたびリードを許すと徐々に失点も増えて、そしてエナジーも落ちてしまうような・・・・シロートの勘違いならいいんだけども。


それよりも何よりも下田平翔選手のアクシデントである。

何事もありませんように。
それこそエナジーのコアになる選手ではあるけども、決して無理はしないように。

それをただ祈るばかり。つ鶴鶴鶴
公式から何らか発表があると安心できるんだけどね。