2026年3月4日水曜日

幸せの基準。

以前はよく通っていた店に、すごく久しぶりにランチに行った。
カウンターに座り、メニューを見ると以前と変わらない値段だ。以前と同じように「自分なりのいつもの」を頼んだ。

もともと周囲よりも少しばかり高級価格帯の店だったけど、味は文句なかったし、その価値は十分だと思っていた。
今は周囲の店の値段が上がったことで相対的に平均的な価格になっている。

「右側から失礼しますね」

定食の四角い盆がカウンターに置かれて、少なからず驚いた。

お盆の上がすかすか。以前はあったいくつかの小鉢がひとつになってる。
メインの皿の付け合わせも申し訳程度しかなく、彩りだった小葱も散っていない。皿の上もすかすかに感じる。

何よりメインそのものが・・・。


支払いをすませて店を出て、歩きながら考えた。話が大げさになるけれど、「以前と同じクオリティで値段が上がっていたのと、どちらが幸せだっただろうか」と。

ランチの時間は大事な時間ではある。
一方でお財布の中の残高も重要だ。

僕は今日、いったい昼ごはんに何を求めたんだろう。

・・・なんて大仰なことを考える昼休みである。


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