結城真一郎「#真相をお話しします」を読了。
タイトルの「真相」にはハッシュタグがついています。それもまた(ピー)。
大どんでん返しというのはまた違うのかもしれないが、真相の向こうにもうひとつの真相があって、思わず息を飲むっていう5つの短編集。
どれもこれも「うわっ」「あぁっ」そして「・・・!」と文字どおり息を飲まされた。
たとえばマッチングアプリ。
たとえば動画配信。
たとえばリモート飲み。
たとえば田舎暮らし。
あるいは中学受験。
あるいは少子化問題。
モチーフとなった“時代”“現代”とそこに潜む(潜んでいてほしくはない)悪意、それから狂気。
ぐいぐい読まされる鮮やかさが際立つだけに、グイグイ迫りくる真相にたどり着いたときの冷たさは格別だ。サイコー。
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表題作の「#真相をお話しします」。他の4作が“ドッキリ”だとするなら、これは“謎”の物語。「どこかに違和感があるだろ、探せ探せ」と読者に訴えかけてくる。
どこだ。何だ。誰だ――・・・・・あぁっ!(笑)
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