2024年2月28日水曜日

沿線ぶらりさんぽ ~東急東横線編~

ふと思い立ちまして、沿線ぶらりさんぽをしてきました。
何を見て歩こうとかそういうことよりも、少し自分の時間を作りたかったほうが近いかな?

今回は「東急東横線」に沿って。というわけでまずは渋谷駅[TY01]からスタートです。
いつものようにできるだけ地図は見ない方針で、なんとなく線路の雰囲気がわかるぐらいには近くを歩く、そんなイメージです。

東横線沿線は、特に渋谷から綱島ぐらいまでのエリアにはわりと土地勘があって、歩いたことのある道も案外多かったりもするので、できるだけ見知らぬ道を、という選択はしていたように思います。
おかげで繁華街の裏通りとか、高架下のオシャレなお店とか、閑静な住宅街とか、買い物客で賑わう駅前とか、これまであまり気づかなかったその街その街の空気を楽しめたかな、なんて思ってます。
好きなんですよね、人の「生活感」を感じるのって。

日吉駅構内から慶應義塾キャンパスのほうを。

・・
・・・

鶴見川を渡って大倉山駅に近づいてくると急に「のどか」になったのは気のせいかなぁ。もちろん都会じゃないとはまったく言わないけれど、なんかすこし「郊外」な空気があるような気がして。

そして菊名駅を過ぎて。

最近の東横線は、いろいろな路線からの乗り入れがあって、電車も色とりどり。東横線だから銀に赤いライン、というわけじゃない。
だから横の線路を緑のラインの電車が通り過ぎても何も思わなかったのね。しばらくの間。

たぶんそれから10分後ぐらい。次の電車がやってきて気がつきました。
「これ、横浜線じゃん!」と。

そう、あまりにぼんやり歩いてたのと、地図を見てなかったのと、東横線がカラフルだという思い込み(考えてみたらこの菊名-横浜間に乗り入れてるのはみなとみらい線ぐらい)によって、自分が違う線路沿いを歩いてることにまったく気づいてませんでした。

まあそれもさんぽの醍醐味ね(笑)。

おかげですごい景色見ちゃった。まるでジオラマ。綱島街道から見下ろす横浜線。左はK7馬場IC。

遠回りしてようやく戻った妙蓮寺駅。このあたりから、道がだんだんわずかながら下り勾配になってるような気がします。海に向かって、ってことだよね、きっと。

白楽駅前の六角橋商店街――縁はないはずですが、なんとなくこの商店街には来たことがあるような、あるいは来たかったような、そんな思いがあります。なんでしょう。誰か教えて。
このあたりで家系らーめんを食べようと思ったんですけど、最初の目的地は定休日。もう1軒は「10人待ちぐらいだったら並ぼう」と思ってたんだけど30人超の行列。諦めました。

(余談)地図を見ればまあ理解はできるんですが、白楽の次の駅が「東」白楽というのは、数十年間感じ続けてる違和感です。「西」とは言わないが、せめて「南」だろうと。あるいは「下白楽」とか。

東白楽駅の先で、東横線は地下に潜ります。
でも、この線路の上が「東横フラワー緑道」という名前で遊歩道として整備されているので、この上を一直線に進みます。「うん、なんか横浜の感じだぞ」と思いながら(意味不明)。
そして「高島山トンネル」を潜り抜けると、そこはもう横浜駅前の(ちょっと下世話な)繁華街です。

横浜駅[TY21]に到着して東急東横線、完歩です。
すでに廃線になってる高島町、桜木町と行ってみようかとも思ったんですが、駅周辺と駅構内のあまりの人の多さに「当てられて」しまって、今日はここまでとしました。

なんかすごく楽しかったわ。良かった良かった。


一応、全駅前には立ち寄りましたよ。証拠写真
が、中目黒駅の写真がなぜか撮れてなかったので、わが青春の大衆酒場「大樽」の写真で代用。それから新横浜線の「新綱島駅」はオマケで掲載。


0 件のコメント: