2023年4月30日日曜日

ALL for ASIA!

DAZNで配信された、2007と2017のACL FINAL 2nd Legのフルマッチを見た(すまんね、2019は見てない)。
阿部ちゃんが右WBとか航が右SBとか「そうだったねー、忘れてたねー」が多い。

いろんなことを思い出した。
2007は負けるなんて微塵も思ってなかった。それは過信ではなくて、必ず勝つんだという強い思い。

2017は勝ちたいって思ってた。1stレグで相手の強さを確認して、それでも埼スタならば、と強く信じてた、そんな感じだった。

2019は・・・2017の成功体験が悪いほうに転んだかもしれないな。

今はどうだろう。
相手の強さは今まで以上に認識してる。ワールドカップでのサウジアラビアの大活躍も見てた。単純な「力量」という意味では、正直自軍が見劣りするんじゃないかという気持ちもある。

でも。だからこそ。

今回の決勝に向けてのクラブ全体――つまり「We」だ――の勝利に対する渇望というのだろうか。
チームは指揮官交代直後の2019よりは間違いなくいい状態で挑める。アホみたい(褒めてる/驚いてる/感謝してる)にサウジに飛んだサポーターはもちろんのこと、特にクラブスタッフからその「渇望」を感じている。たとえば転売チケット対策、南側の自由席の取り扱い、細かいとこだとサウジに入ってからのSNSでの情報遮断・・・あらゆるものがただひとつ『ALL for ASIA』に向かってる。

だからこそ、勝ちたい。勝つ。ただその思いが強くなって、うーん、俺、超緊張してるわ(笑)。それは4回目でいちばん感じてる。
緊張してるけど、ベクトルが一致したときの「We」は強い。それは信じられるから。

さあ行こう。

・・・と、ここまでをファーストレグの試合前に書いた。


予想されたように、アル・ヒラルは強かった。
強かったけど、2019のような絶望的な強さではなかった。

それはおそらく選手もチームも同じで、立ち上がりこそ守備ブロックの形成に主眼を置いていたけれど、徐々にボール保持も増え、そして前からのプレスにも行くことができるようなった。
フィジカル面でも互いにギリギリだったということから見ても互角だったろう。

Al-Hilal (KSA) 1-1 Urawa Red Diamonds (JPN)
(↑大会としては2022のACLです)

そうしたゲームだったから、ドローという結果は至極妥当なものだと思える。
マチェイさんが試合後に残したコメント、まさにそのとおりに。

“(略)その後は落ち着いて、よりボールをキープすることができ、ショートカウンターの形もつくれました。そこで得点はできませんでしたが、後半に入ってからはハイプレスをさらに増やし、相手のミスを誘おうとしました(略)”

先発メンバーも、交代で入った選手も、もちろんスタンドの一角に陣取った赤きサポーターも、すべての「We」が戦ってた。
この流れをホームにつなげるだけ。きっと勝てる。必ず勝てる。やったるぞー。

We are REDS!!!


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