2021年5月24日月曜日

いい準備と修正力。

わかりやすい事象でいえば、小泉と柴戸が入った後半に流れが変わった、ということになるんだろうけど、実はバスケでいうところの2Q、つまり飲水タイムの後、すでにリズムを取り戻しつつあったと思うんだよね。

○浦和 2-0 神戸

前半の前半(1Q)は確かに重かった。「腰が引けている」という解説もあったけども、そんな感じ。球際もあまり強くいけなかったし、攻撃時のチャレンジも不足してた。
結果一方的に攻められて、ギリギリでしのいでたという感じかな。決定機は1つしか与えてなかったと思うけど。ブロック作って引いて守るのもできるようになってるのはいいことよ。

そして2Q。
明らかに最終ラインを高く設定し、中盤をコンパクトにしてイニエスタ本人ではなくそこに至るルートを遮断しにかかった。
結果神戸のチャンスは非常に少なくなったと思う。

ただそこから攻撃になかなかつながらなかったのが印象の悪さだったかなと。

そこを修正したのが3Qでの小泉・柴戸の投入。
特に柴戸効果は大きく、守備面はもちろんのこと、攻撃入ったときの入口となるプレー――ボール奪取、ターン、展開、縦パス・・・。素晴らしかった!
結果的に柴戸を45分間のプレーに限定できたのは、今後を考えても大きいな。うん。

イニエスタのシュートをはじいた彩艶とそのこぼれをシュートブロックした槙野にも拍手。


そう考えると、前半25分まで「うまくいかなくても我慢していく」ことができれば、ベンチワーク含めて必ず修正ができるということ。
5月唯一の敗戦は前半8分に失点してた。

決勝点を取ったの達也のインタビューによれば、あの位置に入ることは「練習通り」とのこと。ヘディングってのは意外だったけど、それ以外は「当然」のことだったのかもしれない。

いい修正ができるという自信。そしていい準備。また一歩前に進めた気がします。

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相手GKのやらかしをきちんと仕留められたら最高だったけど(^^;


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