2020年8月12日水曜日

空母いぶき。

今回今さらながらに見てみた映画は、「空母いぶき」です。


ごく近い将来。東シナ海に生まれた軍事国家・東亜連邦に日本の領土が侵略され、自衛隊に犠牲が出た。現地に急行しようとする「空母いぶき」を中心とする艦隊。攻撃をしかけてくる東亜連邦。
それに対して自衛隊はどう対応するのか。その存在意義とは。永田町と霞が関の対応は・・・実に「原作:かわぐちかいじ」らしい設定です。

もちろんそうしたテーマに対して考えさせられるという一面はあります。が、ここでは特にそうしたことについては語るのはやめておきます。

見終わった印象としては、なんとなく「シン・ゴジラ」を思い出したというのが最初かな。
事件は会議室でも起きているし現場でも起きているということ。そのあたりの「お仕事映画」という部分がおもしろかったな。

あと、映画舞台のスケールはでっかいけれど、演技そのものはそれぞれ狭い空間に限られた中で行われていること。そのあたりを「堪能」したという気はします。
たとえ目だけしか映ってなくても市原隼人は十分に熱いし(笑)、声だけの本田翼はそんなにかわいくないことを発見したし(失礼)。
やっぱり主演の艦長を演じた西島秀俊。好戦的な持論の持ち主という感じで描かれてるんだけど、事態が緊迫すればするほど口の端っこに笑みが出てくるような“怖さ・危うさ”はかなりホラーでしたよ。

それからもちろん、男の子的に船、飛行機、潜水艦。それらを描くCG。かっこいいっす(^^;


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