2020年8月28日金曜日

トラフィッカー。


今回今さらながらに見てみた映画は「トラフィッカー 運び屋の女」です。

運び屋の女に飲み込ませるという方法で麻薬密輸を行った弁護士兄と前科者弟。ところが女から麻薬が「取り出せなく」なり、次第に追い詰められていくというクライムサスペンス。

計画は相当に杜撰だわ(警察も杜撰)、登場人物全滅だわ、久々に身も蓋もないという言葉を使いたくなった。
でもめちゃくちゃなことこそが、むしろ「ありそう」な感じで、救いのなさと相まって、怖さと虚しさがじんわりと残る。
アイスランドの鉛色の空もその雰囲気を強調しているようだ。

そんなわけでタイトルほど「運び屋の女」は主人公じゃないです。あと、お食事前後には見ないほうがいいです。


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