2020年8月11日火曜日

眼鏡をかけたロケットマン。

今回今さらながらに見てみた映画は、エルトン・ジョンの自伝的映画「ロケットマン」です。
ご本人が製作している映画なので、基本的には事実の積み重ねだろうということは想像できます。そして実際に、本人が過去を語るというスタイルで話が進行していきます。


そんでもって、この映画はミュージカルでした(^^;
楽しいところばかりではなく、エルトンの苦しみみたいなものも歌に乗せて届けられます。特に複雑なこともなく、シンプルで楽しめる映画だったと思います。
お金ができるとどうしても悪い取り巻きが現れるんですねぇ。僕、お金なくてよかったよ(嘘)。

本当に楽しめましたよ。ただ・・・。

エルトン・ジョンというキャラクターからイメージする、きらびやかなロックスターで、酒・ドラッグ・セクシャリティといった点からどうしても「ボヘミアン・ラプソディ」と比較してしまいます。
好みの問題でしかないとは自覚してますが、主人公の心の揺れ(多くは主演俳優の演技にもよるところが大きいか)、周囲との関係性などを細かく描いていたのは「ボヘミアン」のほうだと思ったし、ミュージシャンを主人公としている中で圧倒的な音楽そのもの、という意味でも・・・と思いました。
まあエルトン本人が存命だというのは不利な要素だとは思うんですけど。

そういう比較をしなければ、すごく楽しい映画なのです。間違いなく。


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