天気予報とにらめっこ。山沿いの天気は不安定だから中山道はやめておこう。甲州街道なら天気はもちそうだな――
そんなこんなで前回のゴール、京王線飛田給駅から再スタート、すぐに府中市に入る。青赤のサポーターがいっぱいいたので、調布からは早く出たかった(←ちょっと嘘)。
蝉時雨。目に見える空は夏空じゃないけど、耳から聞こえる音は夏そのもの。大きな木が並ぶ公園というか森のような場所も増えてくるのも要因かな。
東府中駅で京王線と交差したあたりでふと腕時計を見る。朝、出発のときに合わせた時刻のまま止まってた(笑)。電池切れか。いちいちスマホで時間確認するのがちょっと面倒(^^;
と、すぐに府中宿。宿場らしい風情があまりないなと思ってたら、有名な大國魂神社の先に府中宿の高札場と問屋場跡が残されてた。唐突すぎて逆に違和感あるぜ。
府中宿を出ると国道20号に合流。ちょうどそのあたりに「古墳跡」がある。知らなかったなぁ。といっても見学するほどでもなく先へ進みます。国道も中央高速も渋滞してます。歩いたほうが早いんじゃないのか(嘘)。
府中市から国立市。わかってても「コクリツ」と読んでしまう。病院も幼稚園も警察署も商店も、みーんなコクリツだ。そう思って看板を読むと、なんかちょっとおもしろい(←ヘンなやつ)。
日野橋交差点(日野市じゃなくて立川市にある)のところからぐりぐりっと脇道(いっしゅん奥多摩街道とかになって間違えたかと)を通り抜け、「日野の渡し」のとこから多摩川を渡る。あまり川幅はなくて、だいぶ上流に来たなと思わされる。そのぶん高所恐怖症的にはあまり怖くなかった(^^;
頭上には多摩モノレール。これがまた遅い(笑)。写真撮り放題(大笑)。
渡りきったらそこは日野宿。
本陣が整備されてて見学ができるみたいだったけど、有料っぽかったので通過(^^;
日野駅の先の大坂。たいしたことないじゃんと上り始めると、徐々に斜度がきつくなって・・・想定外。ふうふうふう。
やっとこ上りきった先の日野台に「おっ日野の日野だ」――日野自動車の本社。大きいなぁ、とガキのような感想をつぶやいてみる。
上った後には下り坂。一気に八王子宿へ入ります。
八王子かぁ。いろいろあったなぁ(遠い目)。と同時にちょびっとつらかったことも思い出したので、宿場風情もまったくないことだし、とっとと通過しよう。うんそれがいい。
八王子の駅周辺を初めて歩いたんだけど、平塚とか熊谷とか、雰囲気が似てるなと思いました。異論はあるでしょうがなんとなく。
高尾駅の手前で国道から少しだけ外れる区間がある。
古くからの民家、家の前を流れる水路。その水音だけが聞こえるような。これぞ旧道。これぞ醍醐味。
ずっとそこに立ち尽くしていたいような場所――実際には止まらないけどねー。
高尾駅から駒木野宿まではわりと近いはずなんだけど、駅がなくなってしまう。なので今日はここまで。
今回の行程:布田五ヶ宿~府中宿~日野宿~八王子宿~高尾駅。お昼ごはんは日野駅前の牛丼チェーン。この後1時間は店らしい店がなかったので、正解であった。
ここまでの行程:[1] 日本橋~布田五ヶ宿 [2] ~高尾駅
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