ちゃんと勝ちましたよ、と。

グループリーグ初戦の出来がアレだったんで、（負けるとは微塵も思ってないんだけど）少々心配してたU-23アジア選手権兼リオ五輪最終予選。
しかもタイは前評判が非常に高い――。

・・・あ、普通に勝ったわ。

AFC U-23 Championship Qatar 2016 GroupB #2
THA　0－4　JPN

確かにアジリティ、スピード、テクニック、組織力と戦術眼。どれも「イメージの中のタイ」とは大きく違ってはいたけど、得点差以上に「ちゃんと」勝てたかなと思う。

初戦よりは落ち着けたことも大きいのだろうけど、「このチームとして昔っからやってたメンバー」が中盤にいたことも大きいと思う。それにより、コンビネーションが無理なく成立した、という部分において。
浦和的目線で言うと、矢島がゴールという結果以外にも全体の「起点」となり続けたことをすごくうれしく思ってたりして。

ただ、久保なんかの「異物感」というのも短期決戦には非常に重要なパーツとなるはずで、多くの選手を使い、それなりの評価ができただろうから、テグさんは悩みどころだろうな。まあ、昨日NHKで解説してた人みたいに最後まで「テストし続ける」みたいな愚行はしないでほしい。ここから「勝たなければならない」試合が始まるのだから。

とはいえ、これでグループリーグの1抜けが確定。最も重要な準々決勝にベストメンバー――いや、ベストチームと言ったほうがいいか――をピッチに送り出すべく、コンディション、コンビネーション、カード累積、さまざまな要素を勘案して、第3戦を「捨てて」欲しいと思うのであります。
久保と奈良の「見た目のヤンチャっぽさ」は強烈（笑）。